田井ノ瀬駅
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テンプレート:駅情報 田井ノ瀬駅(たいのせえき)とは、和歌山県和歌山市岩橋にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)和歌山線の駅である。
概要
かつては、阪和線の紀伊中ノ島駅を経由して紀和駅(旧・和歌山駅)に入り、南海本線の和歌山市駅へと、ほとんどの列車が直通運転を行っていたが、1974年に、このルートは廃止された。
駅名は「田井ノ瀬」であるが、県道(和歌山県道14号和歌山打田線)の地点名は「田井之瀬」、バス(和歌山バス那賀橋本線)の停留所名は「田井の瀬」であるなど、表記が統一されていない。
駅構造
相対式ホーム2面2線の、交換設備を備えた地上駅。和歌山駅管理の無人駅。2005年に駅舎が撤去され、簡素な出入口となった。そこに自動券売機が設置されている。出入口は粉河方面行きホーム側にあり、和歌山行きホームへは跨線橋で連絡している。便所は、男女共用の汲み取り式。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | テンプレート:Color和歌山線 | 上り | 粉河・橋本方面 |
2 | テンプレート:Color和歌山線 | 下り | 和歌山方面 |
駅周辺
- 和歌山市役所西和佐支所
- 和歌山西和佐郵便局
- 西和佐小学校
- 紀伊風土記の丘(徒歩25分)
- 和歌山市立食肉処理場(徒歩7分)
- 花木流通センター(徒歩5分)
利用状況
1日の平均乗車人員は以下の通りである。[1]
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
1998 | 310 |
1999 | 286 |
2000 | 281 |
2001 | 284 |
2002 | 269 |
2003 | 256 |
2004 | 274 |
2005 | 274 |
2006 | 269 |
2007 | 272 |
2008 | 283 |
2009 | 294 |
2010 | 267 |
2011 | 277 |
2012 | 282 |
歴史
- 1898年(明治31年)5月4日 - 紀和鉄道の和歌山駅(現・紀和駅) - 船戸仮駅間開業時に岩橋駅として設置。
- 1899年(明治32年)1月15日 - 田井ノ瀬駅に改称。
- 1904年(明治37年)8月27日 - 紀和鉄道の路線を関西鉄道が買収。同社の駅となる。
- 1907年(明治40年)10月1日 - 関西鉄道が鉄道国有法により国有化。国有鉄道の駅となる。
- 1909年(明治42年)10月12日 - 線路名称制定。和歌山線の所属となる。
- 1961年(昭和36年)7月1日 - 和歌山線貨物支線として、当駅 - 東和歌山駅(現・和歌山駅)間の短絡線が開業。
- 1972年(昭和47年)3月15日 - 前述の和歌山駅への短絡線の旅客営業開始、同時にそのルートが本線扱いとなる。紀和方面への旧線は支線に格下げ。
- 1974年(昭和49年)9月30日 - 旧線(当駅 - 紀伊中ノ島駅 - 紀和駅間)廃止。
- 1984年(昭和59年)10月20日 - 無人駅化。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる。
鉄道唱歌
1900年(明治33年)に大和田建樹が作詞した鉄道唱歌第5集(関西・参宮・南海篇)49番の歌詞にて、当駅が登場する。 テンプレート:Indent なお、歌詞中の「和歌山」は、現在の紀和駅のことである。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color和歌山線
- テンプレート:Color快速
- 通過
- テンプレート:Color普通
- テンプレート:Color快速
かつて存在した路線
- 日本国有鉄道
- 和歌山線(旧線)
- (千旦駅 -) 田井ノ瀬駅 - 紀伊中ノ島駅
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:和歌山線 テンプレート:和歌山線 (田井ノ瀬 - 紀和)
- ↑ 『和歌山県統計年鑑』及び『和歌山県公共交通機関等資料集』