産業道路駅

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ファイル:Sangyo-doro sta.jpg
地下化工事に伴い駅構内に設置された分岐器(2010年6月6日)

産業道路駅(さんぎょうどうろえき)は、神奈川県川崎市川崎区大師河原二丁目にある、京浜急行電鉄大師線である。駅番号KK25

駅名は、駅の東側で大師線と直交する「産業道路」(神奈川県道6号東京大師横浜線)に由来する。

駅構造

相対式ホーム2面2線を有する地上駅である。ホームはほぼ東西に延びており、小島新田方に構内踏切を有する。

道幅の広い産業道路(片側3車線ずつ、計6車線)を踏切が通っているために長い踏切が有名で、『タモリ倶楽部』の踏切特集でも紹介された。

のりば

1 テンプレート:Color大師線 小島新田方面
2 テンプレート:Color大師線 京急川崎横浜品川新橋方面

かつては列車の折り返し設備として、上り方の線路側に3番線(留置線)があった。1980年頃までは、この3番線を使用して川崎競馬開催日に京急川崎から当駅止まり及び小島新田行の列車が交互に運転されていた。

利用状況

2012年度の一日平均乗降人員は8,795人である[1]

利用者は1990年代後半には減少傾向にあったが、2000年代に入るとおおむね横ばいとなっている。その中で定期外利用者数は増加しており、1990年代に7割を超えていた定期利用者の比率は2004年に65.6%まで低下している[2]

近年の一日平均乗車人員推移は下表の通り。

年度 一日平均
乗車人員
1995年 4,813
1996年 4,646
1997年 4,544
1998年 4,385
1999年 4,269
2000年 4,262
2001年 4,405
2002年 4,433
2003年 4,330
2004年 4,295
2005年 4,366
2006年 4,475
2007年 4,629
2008年 4,791
2009年 4,705
2010年 4,657
2011年 4,495

駅周辺

周辺は住宅地となっている他、工場も多い。駅の北側を国道409号(大師通り)が東西に、東側を産業道路及び首都高速横羽線が通過し、北方に大師出入口が立地する。

国道409号の北側には多摩川が東西に流れ、産業道路は川を大師橋で越える。大師橋は徒歩や軽車両が多摩川を渡る事が可能な中で最も河口寄りの地点となっている。産業道路は大師橋の北側(東京都大田区)で京急空港線大鳥居駅に至り(地下化された同駅の上を産業道路が通る)、産業道路駅と大鳥居駅は約2km離れている。

バス路線

産業道路駅前(バスターミナル)

乗り場 系統 経由地 行き先 運行事業者 備考
  急行   JX日鉱日石エネルギー浮島前 川崎鶴見臨港バス
  快速 小島町 浮島バスターミナル 平日朝運転
産01 殿町・小島町

産業道路駅(産業道路側)

乗り場 系統 経由地 行き先 運行事業者 備考
  蒲45 四谷下町・臨港警察署 JFE 羽田京急バス 平日2本
  萩中蒲田女子高 蒲田駅

江川一丁目 (国道409号線沿い)

乗り場 系統 経由地 行き先 運行事業者 備考
  横浜浮島線   横浜駅YCAT 京浜急行バス
川崎鶴見臨港バス
平日土曜の夕夜間運転
川01   殿町 川崎鶴見臨港バス 平日2本
川03 小島町 浮島バスターミナル 平日朝には快速便もあり
  川01 大師・久根崎 川崎駅 平日2本
川03 四谷下町・労働会館前
塩浜営業所
産業道路駅前 平日朝のみ、快速便

歴史

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地下化工事前の駅舎(2005年8月)

地下化工事

2011年現在、渋滞の原因となっている産業道路との踏切を撤去するため、当駅付近を含む東門前以東の地下化工事が行われている[3]。現在、駅舎とホームが仮設状態になっている他、分岐器も移設されている。

駅名改称について

2014年度に予定されている地下化に合わせ、駅名を地元の名である「大師河原」に改称する要望が挙がっている[4]

隣の駅

京浜急行電鉄
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東門前駅 (KK24) - 産業道路駅 (KK25) - 小島新田駅 (KK26)

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

関連項目

テンプレート:Sister

外部リンク

テンプレート:京急大師線
  1. 京急まちWeb「駅別1日平均乗降人員」
  2. 川崎市統計書
  3. テンプレート:PDFlink(2009年3月20日時点のアーカイブ
  4. テンプレート:Cite news