甘食
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
直径5-6cmの平たい円錐形で、スポンジケーキとビスケットの中間のような独特の食感である。明治時代に南蛮菓子の影響を受けて誕生したとされる[1]。地域性の強い食品で、東日本では非常にポピュラーだが、西日本では存在さえ知らないという人が大半である。個人経営のパン屋のほか、大手製パンメーカーでも3~5個程度の単位で袋詰めした製品を販売している。
歴史
作り方
- 室温に戻したバターに砂糖を入れて混ぜる。
- 上記の物に全卵を割り入れて混ぜる。
- 上記の物に牛乳と重曹を入れて混ぜる。
- 上記の物に小麦粉(薄力粉)とベーキングパウダーを合わせてふるったものを入れて混ぜる。
- よく混ざった上記の物を、オーブンシートを敷いた天板上に、直径5-6cmの円形になるように置く。その際、スプーンなどですくい取って落としても良いし、絞り袋などを使ってしぼり出しても良い。
- 円形の生地の中央に、ナイフなどで十字型に切り目をつける。
- 220℃程度のオーブンで10-15分焼く。