猪俣公章

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猪俣 公章(いのまた こうしょう(本名: きみあき)、1938年4月11日 - 1993年6月10日)は、日本作曲家作詞家

経歴・人物

福島県河沼郡会津坂下町出身。開成高校日本大学芸術学部音楽科を経て、古賀政男に師事。

森進一のデビュー作にして大ヒットとなった『女のためいき』(1966年)を作曲、その後も森に『港町ブルース』、『おふくろさん』、『冬の旅』などの大ヒット曲を提供する。

他にもテレサ・テンに『空港』、藤圭子に『京都から博多まで』や『女のブルース』、水原弘に『君こそわが命』、五木ひろしに『千曲川』を提供し、成功を収めた。

1991年、19歳年下の一般女性と結婚し一子をもうけるも、1993年に肺がんのため死去した。55歳没。晩年は坂本冬美マルシアを弟子入りさせ、自らの家に住まわせて育成したことでも知られる。なお、猪俣は演歌歌手だけでなく、作詞家や作曲家の育成にも力を入れていた。1976年には「森進一の新曲歌詞募集」で優勝した里村龍一をスカウト、弟子入りさせている。また、現在活躍中の作詞・作曲・編曲家冬樹かずみは、猪俣公章の懐刀であり、最後の門下生でもある。

作品

関連項目