焼きラーメン

焼きラーメン（やきラーメン）は主に福岡県周辺で食べられる麺料理の一つ。

概要

福岡県福岡市天神の屋台「小金ちゃん」が元祖。

茹でた麺と焼き豚などの具を鉄板で焼きそばの要領で炒めてから、味付けとして、煮詰めたとんこつスープ、ウスターソースを注ぎ、麺に絡めたもの。文字通り、ラーメンを焼いたものであるため、炒めて作る焼きそばとは様相が異なる。特に、濃い汁を伴う状態が一般の焼きそばとは異なる。より焼きそばに近づけて、キャベツなどの具を増やしたり、マヨネーズをかける例もある。

長く、福岡でしか食べられていなかったが、2005年に永谷園が「博多屋台風焼きラーメン」、ハウス食品より「うまかっちゃん　博多焼きラーメン」、熊本の五木食品からは棒状の「博多発祥焼きラーメン」、明星食品からはカップ麺の「焼きラーメン スパイシーとんこつ味」、サンヨー食品からは同じくカップ麺の「サッポロ一番 博多名物焼きラーメンとんこつ味」という名称でインスタント麺が商品化されている。また、福岡の株式会社九州美味より「小金ちゃん焼きラーメン」が商品化されている。

福岡県以外の飲食店では、全国展開しているラーメンチェーン「ニンニクげんこつラーメン花月」にて、レギュラーメニューで提供されている。 テンプレート:Food-stub