潜竜ヶ滝駅
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潜竜ヶ滝駅(せんりゅうがたきえき)は、長崎県佐世保市江迎町田ノ元にある松浦鉄道西九州線の駅。
国鉄・JR九州松浦線時代は「潜竜(せんりゅう)駅」を名乗っていたが、第三セクター鉄道転換時に現在の駅名に改称された。
駅構造
単式1面1線ホームの地上駅である。無人駅で、転換後の1996年に改築された白いコンクリート製の簡易駅舎がある。
利用状況
1日平均乗降人員は206人である(2005年度)
駅周辺
歴史
- 1939年(昭和14年)1月25日 国鉄伊万里線(後に松浦線)の「潜竜駅」(せんりゅうえき)として開業。当時の駅は現在地よりやや西側(いのつき駅側)にあった。
- 1962年(昭和37年)7月9日 付近の炭鉱のボタ山が集中豪雨により崩壊。構内が土砂で埋まる。
- 1968年(昭和43年)2月1日 貨物営業を廃止。
- 1970年(昭和45年)10月1日 無人化。
- 1987年(昭和62年)4月1日 国鉄分割民営化により、九州旅客鉄道松浦線の駅となる。
- 1988年(昭和63年)4月1日 第三セクター松浦鉄道への転換により、松浦鉄道西九州線の駅となる。この時駅名が、現在の「潜竜ヶ滝駅」(せんりゅうがたきえき)に改称される。
その他
1946年(昭和21年)当時、駅舎に張られていた時刻表が、同線のたびら平戸口駅の鉄道資料館に展示されている。