滝谷駅 (福島県)
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滝谷駅(たきやえき)は、福島県河沼郡柳津町大字郷戸字居平丁にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)只見線の駅である。
駅構造
単式ホーム1面1線を有する地上駅。線路はほぼ北東から南西に走り、ホームや駅舎は線路の南東側に設けられている。かつては相対式ホーム2面2線を有し、列車の発着している単式ホームの北側には、撤去された線路の跡とホームが残っている。
出口は旧貨物ホームに接して設置されており、この貨物ホームは列車の発着している単式ホームとは離れているため、貨物ホームと単式ホームとを小さな橋で結んである。会津檜原駅方向に滝谷川橋梁がある。
会津坂下駅管理の無人駅となっている。かつては木造の駅舎があったが後に撤去され、小さな待合所が跡地に建てられた。
駅周辺
会津柳津方面から只見川に沿ってきた只見線の線路は郷戸駅附近からその支流である滝谷川をさかのぼるが、当駅から先、小出方面の線路は滝谷川橋梁と原谷トンネルで山中を抜け、ふたたび只見川に沿う。
- 滝谷川橋梁
- 西山温泉
- 福島県道32号柳津昭和線
- 福島県道345号郷戸滝谷停車場線
歴史
- 1941年(昭和16年)10月28日 - 開業。一般駅。
- 1971年(昭和46年)8月29日 - 出改札業務、貨物、荷物取り扱い廃止。運転要員配置は存続し、タブレット交換が行われていた。このため急行「奥只見」も停車。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東日本に継承。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道
- テンプレート:Color只見線