深夜急行バス (東急バス)

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ファイル:Tokyubus AO324 and H597 midnight-arrow.jpg
渋谷駅で待機するミッドナイトアローのワンロマ車
(左:ニュータウン線のH597、右:青葉台線のAO324)
ファイル:Tokyubus NI1838 and NI288 midnight-arrow.jpg
空港リムジン仕様車も応援に加わる(NI288:奥)

深夜急行バス ミッドナイト・アロー(しんやきゅうこうバス ミッドナイト・アロー)は、東急バスが運行している深夜急行バスである。

終電後の渋谷駅から主に東急東横線田園都市線沿線各地への輸送を確保しており、1990年代初期の深夜急行バスの草分け的存在である。なお、2002年12月2日から2007年9月28日まで終電間際の渋谷駅から各地への輸送を確保するナイト・アローも運行していた。

路線

高速青葉台線

高速新横浜線

高速ニュータウン線

  • 渋谷駅(西口31番のりば)→(首都高3号渋谷線~東名高速道路)→すみれが丘北山田交差点センター北駅センター南駅仲町台駅
    • 平日1便(1:15発)運行する。土・日・祝祭日・年末年始・お盆期間は運休。渋谷駅以外の停留所は降車専用。
    • 東山田営業所が所管。
    • 高速青葉台線同様座席定員制。2011年11月1日に通勤高速バス「TOKYU E-Liner」(高速虹が丘線)が運行開始されてからは、通勤高速バス塗装の車両が優先的に使用されている。

高速二子玉川線

  • 渋谷駅(西口34番のりば)大橋三宿三軒茶屋上馬駒沢深沢八丁目用賀一丁目二子玉川駅高津駅入口溝の口駅
    • 祝祭日前日(土曜日を除く)・金曜日は2便(1:15発、1:30発)、それ以外の平日と土曜日は1便(1:15発)運行する。日・祝祭日・年末年始・お盆期間は運休(土曜日も祝祭日・年末年始以外は運行する)。渋谷駅以外の停留所は降車専用。
    • 高津営業所が所管。
    • この路線と高速宮前平線は路線名は高速と名乗るものの、高速道路を走らないので、立ち席利用が認められている。

高速宮前平線

  • 渋谷駅(西口35番のりば)切通し前(溝の口駅入口)身代り不動尊前(梶が谷駅入口)宮崎農協(宮崎台駅入口)宮前区役所前宮前平駅
    • 月~土曜日に1便(1:15発)運行する。日・祝祭日・年末年始・お盆期間は運休(土曜日も祝祭日・年末年始以外は運行する)。渋谷駅以外の停留所は降車専用。
    • 高津営業所が所管。2012年11月1日運行開始。
    • 高速二子玉川線と同様、路線名は高速と名乗るものの、高速道路を走らないので、満席の場合は立ち席利用が認められている。

使用車両

開設当初は主に補助席付き60人乗りの観光バスを転用、路線バス車両をベースとした貸切兼用車(ワンロマ)はどちらかというと補助的に使用されていた。2000年代からはバリアフリー法の関係でワンステップバスをベースとしたワンロマが投入されている。なお青葉台線・新横浜線では引き続き60人乗りの観光バスタイプの車両も併用されており、新横浜線では羽田空港リムジンの車両を使用することがある。ニュータウン線は通勤高速バス「TOKYU E-Liner」用の車両が使用されることが多い。

沿革

  • 1989年7月3日 高速青葉台線を開業。
    渋谷駅発1:00発と1:30発の2便を設定。当時の途中停留所は鷺沼駅とたまプラーザ駅のみ。
  • 1990年
    • 3月1日 高速新横浜線を開業。
    • 6月18日 高速二子玉川線を開業。当時は溝の口操車所が終点だった。
  • 1995年10月16日 高速青葉台線ダイヤ改定。
  • 2002年
    • 10月16日 高速新横浜線の停留所に都立大学駅北口・等々力七丁目・新城駅前・中原駅前を追加。
    • 12月2日 ナイト・アロー青葉台線を開設。青葉台営業所と高津営業所の共管。
  • 2003年
    • 6月16日 高速新横浜線ダイヤ改定。
    • 11月4日 高速ニュータウン線を開業。
  • 2007年10月1日 ナイト・アロー青葉台線を廃止(同年9月28日をもって運行終了)。
  • 2012年11月1日 高速宮前平線を開業。

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ

  1. 東急バスの路線図では山手通り・目黒通り経由で記載されている

外部リンク

東急バス渋谷駅発深夜急行バス