沸点上昇
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沸点上昇(ふってんじょうしょう)とは、不揮発性の溶質を溶媒に溶解させると蒸気圧降下が起こり、溶液の沸点が上昇することである。不揮発性の溶質を溶解させた希薄溶液は束一的性質をもち、沸点上昇度ΔT は溶質の種類にかかわらず溶質の重量モル濃度m に比例する。 テンプレート:Indent ここでKb は沸点上昇定数で テンプレート:Indent
- M :溶媒のモル質量
- R :気体定数
- Tb :純溶媒の沸点
- ΔHb :標準蒸発エンタルピー
である[1]。