江田島町
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江田島町(えたじまちょう)はかつて広島県安芸郡に存在した町である。呉市の西方の瀬戸内海に浮かぶ江田島を主たる町域としていた。
2004年11月1日、地続きの東能美島・西能美島(総称して能美島と呼ぶこともある)にあった佐伯郡大柿町・沖美町・能美町と合併(新設合併)して市制施行し、江田島市に移行した。但し、江田島市役所は旧江田島町役場ではなく旧能美町役場に置かれ、旧江田島町役場は江田島市役所江田島支所になった。
目次
沿革
- 1888年 - 海軍兵学校(現:海上自衛隊第1術科学校及び幹部候補生学校)が東京・築地から江田島に移転する。
- 1889年4月1日 - 町村制施行により、安芸郡江田島村、佐伯郡津久茂村が成立する。
- 1925年2月1日 - 安芸郡江田島村が佐伯郡津久茂村を編入する。
- 1951年10月1日 - 町制施行して江田島町になる。
- 1973年10月27日 - 早瀬大橋が開通し、音戸大橋・倉橋島・能美島を介して本土と陸続きになる。
- 2004年11月1日 - 佐伯郡大柿町・沖美町・能美町と合併(新設合併)、市制施行し、江田島市となる。
歴代町長
地理
- 山
- クマン岳(標高399.8m)
- 古鷹山(標高376m)
- 大原山(標高345m)
- 大須山(標高259.5m)
- 仏ノ塔(標高205.1m)
名所・旧跡
- 海軍兵学校跡(現:海上自衛隊第1術科学校及び幹部候補生学校。見学可能)
産業
- 農業はミカン・ネーブル・きゅうりの栽培が行われている。
- 海面ではカキの養殖が行われている。
大字・町
- 秋月1~4丁目(あきづき)
- 大須1,2丁目(おおず)
- 大原(おおはら)
- 切串1~5丁目(きりくし)
- 江南1~3丁目(こうなん)
- 幸之浦1~2丁目(こうのうら)
- 小用1~5丁目(こよう)
- 差須浜(さすはま)
- 中央1~5丁目(ちゅうおう)
- 津久茂(つくも)
- 津久茂1~3丁目(つくも)
- 宮ノ原1~3丁目(みやのはら)
- 鷲部1~4丁目(わしべ)
※津久茂以外の大字は編成されていない。
交通(2004年10月31日当時のデータ)
鉄道
- 島のため町内は通過していない。
道路
- 国道
- 主要地方道
港湾
教育(2004年10月31日当時のデータ)
- 小学校
- 江田島町立秋月小学校
- 江田島町立江田島小学校
- 江田島町立大須小学校
- 江田島町立切串小学校
- 江田島町立小用小学校
- 江田島町立津久茂小学校
- 江田島町立宮ノ原小学校
- 中学校
- 江田島町立江田島中学校
- 江田島町立切串中学校
- 高等学校