国営武蔵丘陵森林公園

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ファイル:森林公園1842.JPG
園内の日本庭園

国営武蔵丘陵森林公園(こくえい むさしきゅうりょうしんりんこうえん)は、埼玉県比企郡滑川町熊谷市(北口周辺のみ)にまたがる比企北丘陵にある国営公園。国の明治百年記念事業の一環として開設された。

概要

1974年7月22日に全国初の国営公園として開園した。

園内を一周する全長17kmの自転車専用道路が整備されており、歩行者を気にせず存分にサイクリングを楽しむことができる。自転車は公園内のサイクリングセンターや森林公園駅前などでレンタルできるほか持ち込みも可能[1]で、園内の移動に高い機動力を発揮する。また、オリエンテーリングパーマネントコースも整備されている。また、当園は関東最大級のヤマユリの名所でもある。

周辺地域および東武東上線の沿線地域では、森林公園という名称の代名詞的な存在であることから単に「森林公園」と呼ばれており、正式名称で呼ばれることは皆無に近い。「武蔵丘陵森林公園」と呼ばれることも殆どない。最寄駅名が「森林公園」であることが最大の理由とされる。また、東武東上線の各駅における各種案内や道路標識などでも「森林公園」と略記されることが圧倒的に多い上に、公園管理センターの電話応答も「森林公園」のみである場合が多い。複数ある路線バスの最寄停留所名も「森林公園○○口(入口)」で統一されている。

みどりの日をはじめとして、年に数日入園が無料となる日がある。ただしその日は非常に混雑する。また秋の季節になると、マラソン大会で当所を利用する中学・高校が数多くある。日本スリーデーマーチのコース(吉見百穴・森林公園ルート)にもなっている。

1988年から2005年までは「森林公園ウォーターランドプール」が営業していた。

入園料金

一 般 団 体 年間パスポート
大人(15歳以上) 410円 290円 4,100円
小人(小・中学生) 80円 50円 800円
シルバー(65歳以上) 210円 210円 2,100円

※団体は大人小人合わせて20名以上

※6歳未満は無料

公園休園日は、毎年12月31日、1月1日、および1月第3・4月曜日。

ウォーターランドプール

ウォーターランドプール住宅・都市整備公団(当時)が特定公園施設の一つとして公園西側に設置・開業した大型レジャープールである。1988年から毎年夏期に営業を行い、流れるプールや10本のウォータースライダーなどで構成された。実際の運営は東武鉄道へ全面委託し「森林公園 ウォーターランドプール」の名称で東武東上線沿線を中心に吊り広告や駅貼り広告を出稿していた。プールの入園料には公園入園料を含んでいた。

しかし、2006年4月12日にプールを閉鎖すると管理者の公園緑地管理財団武蔵丘陵森林公園事務所が発表し、2005年シーズンの営業を以て事実上閉鎖された。来場者数が最盛期の21万人から6万人台へ減少した事に加え、2005年シーズンに死亡事故が発生したことが理由とされている。また、後に都市再生機構の事業見直し計画における特定公園事業の実績に盛り込まれている。現在プールの場所は芝生広場(西口ひろば)と花畑になっている。

管理事務所所在地

  • 住所:埼玉県比企郡滑川町山田1920

アクセス

公共交通機関

公園公式サイト内案内ページテンプレート:PDFlink川越観光自動車 公式サイトを元に作成

道路

脚注

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関連項目

外部リンク

テンプレート:国営公園 テンプレート:日本の植物園

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  1. フル電動自転車および補助輪・補助棒付自転車は走行禁止。変形自転車の使用は係員に問い合わせること。
  2. [国道407号]]沿い、北口までは徒歩約5分。[2]。過去には北口のゲート前「森林公園北口」停留所まで乗り入れていたが廃止されている。