横浜信用金庫
テンプレート:Infobox 横浜信用金庫(よこはましんようきんこ、英語:The Yokohama Shinkin Bank)は、神奈川県横浜市中区に本店を置く信用金庫である。通称は、よこしん。
目次
概要
横浜市内に本店を有する唯一の信用金庫である。営業区域では、北部は川崎信用金庫、城南信用金庫、芝信用金庫、南部は湘南信用金庫、かながわ信用金庫とそれぞれ競合している。
沿革
- 1923年7月 - 産業組合法に基づき有限責任神奈川県在郷軍人信用組合を設立する。
- 1939年4月 - 有限責任横浜信用組合に名称変更する。
- 1943年11月〜1950年1月 - 保証責任金沢町信用組合他4信用組合を合併する。
- 1951年4月 - 横浜、潮田、鶴見各信用組合が合併し、中小企業等協同組合法に基づき横浜信用組合を設立する。
- 1951年10月 - 信用金庫法に基づき横浜信用金庫に組織変更する。
- 1954年4月 - 横浜市復興信用金庫を合併する。
- 1957年5月 - 横浜市商工信用金庫を合併する。
- 1970年3月 - 本店を中区尾上町に移転する。
- 1982年5月 - 事務センターを南区新川町に開設する。
営業地区
営業地区とは、出資会員になり融資を受ける際の地域のことである。実際に営業窓口(本支店)があるのは、横浜市・川崎市・大和市・海老名市・藤沢市・東京都町田市のみとなっている。
神奈川県
東京都
商品・サービス
《よこしん》総合口座
通帳の表紙とキャッシュカードのデザインは、1. ジェリービーンズ、2. F・マリノス、3. アンパンマン の中から1つを選択できる。
横浜応援定期
横浜F・マリノスと横浜DeNAベイスターズの公式戦の順位によって定期預金金利がアップするスーパー定期預金「横浜応援定期」を毎年3月1日から5月31日まで販売している。預金者1人あたり1,000万円まで預金可能である。
年金定期サポート350
当金庫の口座を通じて公的年金を受給している預金者限定で、定期預金金利がアップするスーパー定期預金「年金定期サポート350」を年間を通じて販売している。預金者1人あたり350万円まで預金可能である。
年金特典
年金の受取預金口座を指定している預金者向けに、寄席「かもめ会」と関東地方での懇親会(旅行)を行っている。
システム・ATM
ATM
ATMは営業店を中心に富士通製(FACT-Vモデル10及びモデル20)を、店舗外キャッシュサービスコーナーなどの一部の拠点では日立製作所製(日立オムロンソリューションズ)を導入。営業店内のATMにおいては、硬貨の入出金が可能であるほか[1]、視覚障害者向けのハンドセット付きもある。
通帳の自動繰越
2010年8月17日より、営業店のATMで総合通帳の自動繰越機能を稼動開始した。また同時に、通帳式当座勘定入金帳、普通預金専用通帳、貯蓄預金通帳、納税準備預金通帳、三科目総合口座通帳、定期預金通帳、積立定期預金通帳の取引明細を、記号[2]から、漢字表記に変更した。
両替機
両替機はグローリー工業製を導入。包装硬貨[3]を両替する場合、予め預金取引がある支店窓口で両替機専用カードの発行を受ける必要がある。[4]。紙幣から紙幣、紙幣からバラの硬貨[5]への両替は手数料不要である。
イメージキャラクター
イメージキャラクターは信用金庫統一イメージガールである原田夏希を起用している。
横浜ジェリービーンズ倶楽部
2003年7月の創立80周年記念事業の一環として、横浜のニックネームを募集。集まった5,502作品の中から「ジェリービーンズ」に決定。それに伴い、横浜ジェリービーンズ倶楽部が発足した。
横浜の地域情報誌「ルネッサンス」の発行、「ジェリービーンズコンサート」の開催など、横浜観光のプロモーション活動や地域貢献を行っている。
- ジェリービーンズコンサート
- 横浜を中心に活躍し、横浜を代表するミュージシャンを招いて行われるコンサート。N.U.、CHURU-CHUW、I-RabBits、SEA EXPRESSなどが出演。2006年6月3日にはCD「横浜ジェリービーンズ倶楽部」も発売された。
グループ企業
- よこしんサプライ株式会社
- よこしんビジネスサービス株式会社
- よこしんオフィスサービス株式会社
- よこしんシステムサービス株式会社(インターネットバンキング・モバイルバンキングの取扱事務を行なっている。)
- よこしんリース株式会社