松井芳郎

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松井 芳郎(まつい よしろう、1941年2月21日-)は、日本の法学者名古屋大学名誉教授。専門は、国際法京都府出身。

来歴

来歴は以下のとおり[1]

学歴

職歴

  • 1967年4月 - 名古屋大学法学部助手
  • 1968年4月 - 名古屋大学法学部助教授
  • 1976年4月 - 名古屋大学法学部教授
  • 1999年4月 - 名古屋大学大学院法学研究科教授
  • 2004年3月 - 名古屋大学定年退官
  • 2004年4月 - 立命館大学大学院法務研究科教授、名古屋大学名誉教授
  • 2011年3月 - 立命館大学定年退職

恩師

指導教官は田畑茂二郎

家族

父親は京都大学経済学部教授を務めた松井清(国際貿易論)。

著書

単著

  • 『現代日本の国際関係――安保体制の法的批判』(勁草書房、1978年)
  • 『現代の国際関係と自決権』(新日本出版社、1981年)
  • 『湾岸戦争と国際連合』(日本評論社、1993年)
  • 『国際法から世界を見る――市民のための国際法入門』(東信堂、初版2001年・第2版2004年・第3版2011年)
  • 『テロ、戦争、自衛――米国等のアフガニスタン攻撃を考える』(東信堂、2002年)
  • 国際環境法の基本原則』(東信堂、2010年)

共著

共編著

  • 木棚照一加藤雅信)『国際取引と法――山田鐐一教授退官記念論文集』(名古屋大学出版会、1988年)
  • 高林秀雄山手治之小寺初世子)『国際法(1・2)』(東信堂、1990年)
  • 田畑茂二郎竹本正幸・薬師寺公夫)『国際人権条約・宣言集』第1版(東信堂、1994年)
  • (田畑茂二郎・竹本正幸)『判例国際法〔初版〕』(東信堂、2000年)
  • 山本草二古川照美)『国際法判例百選〔初版〕』(有斐閣、2001年)
  • 藤田久一・坂元茂樹)『人権法と人道法の新世紀――竹本正幸先生追悼記念論文集』(東信堂, 2001年)
  • (山手治之・香西茂)『ベーシック条約集』(東信堂、2004年)
  • (薬師寺公夫・坂元茂樹・小畑都・徳川信治)『国際人権条約・宣言集』第3版(東信堂、2005年)ISBN 4-88713-637-4

訳書

論文

  • 「サンフランシスコ体制とマルクス主義法学」『マルクス主義法学講座 第1巻』

記念論文集

  • 松田竹男・田中則夫・薬師寺公夫・坂元茂樹(編)『現代国際法の思想と構造Ⅰ――歴史、国家、機構、条約、人権』(東信堂、2012年)
  • 松田竹男・田中則夫・薬師寺公夫・坂元茂樹(編)『現代国際法の思想と構造Ⅱ――環境、海洋、刑事、紛争、展望』(東信堂、2012年)

脚注

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  1. 松井芳郎教授略歴・主な業績立命館法学2010年5・6 号(333・334号)