東山駅 (奈良県)
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東山駅(ひがしやまえき)は、奈良県生駒市東山町にある、近畿日本鉄道(近鉄)生駒線の駅。
副駅名は、近畿大学奈良病院・菊美台住宅地。
駅構造
相対式2面2線のホームを持つ橋上駅。うち1番線は王寺方で行き止まりになっているため折返し列車用となっており、当駅での電車の行き違いはできない。2番線のみが王寺方面に通じており、通常は上下線とも2番線のみを使用する。なお、折返し列車のない時間帯、1番線は閉鎖される。駅入口及び改札口は1ヶ所のみ。 また、王寺寄りのトンネル部分は複線化に対応可能となっている。 以前は国道から駅に行くには獣道(けものみち)のような坂を上がっていた。
のりば
1 | テンプレート:Color生駒線 | (上り) | 生駒・大阪難波・奈良・尼崎・三宮方面(当駅折返し専用) |
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2 | テンプレート:Color生駒線 | (上り) | 生駒・大阪難波・奈良・尼崎・三宮方面 |
(下り) | 王寺方面 |
特徴
- 平日朝ラッシュ時の生駒方面からの一部の列車がこの駅で折り返す。
- 自動改札機は東芝製の赤い自動改札機(EG-2000)が設置されており、出場時2枚一括処理、PiTaPa・ICOCAに対応する。
- 生駒線ではこの駅から生駒寄りの各駅にて、大阪難波駅経由の阪神電鉄線連絡乗車券が購入できる。阪神線内からの近鉄連絡乗車券も当駅までしか購入できない。
利用状況
近鉄不動産による宅地造成が行われるまでは、周辺に殆ど何もなく、線内でも非常に利用客の少ない駅であった。
- 2010年11月9日の調査結果によると、1日の乗降人員は3,761人[1]。この数字は…
- 近鉄の全調査対象駅(287駅)中、142位。
- 生駒線の駅(12駅、他線接続駅含む)の中では、6位。
- 奈良県内の近鉄の駅(93駅)の中では、44位。
- 2008年11月18日の調査では1日の乗降人員は3,875人、2005年11月8日の調査では3,844人。
駅周辺
- 菊見台住宅地
- 近畿大学医学部奈良病院
- 音の花温泉
- 国道168号
- プライスカット生駒東山店
- コメリ平群店
- 平群北公園
- ブックオフ東山店
路線バス
エヌシーバス(東山駅バス停) ※ 2009年12月24日現在
- 96系統:近畿大学医学部奈良病院 行(菊美台四丁目経由)
- 97系統:東山駅→中央公園北→南公園前→北小学校前→緑ヶ丘北→東山駅(緑ヶ丘循環)
平群町コミュニティバス
- 北ルート(長屋くん号):上庄・平群駅・椹原方面 1日4往復
- 西山間ルート:福貴畑方面 1日2.5往復
歴史
- 1927年(昭和2年)9月21日 - 信貴生駒電鉄の元山上口 - 南生駒間に、臨時駅「茸山(たけやま)駅」として開業。
- 1951年(昭和26年)9月10日 - 臨時駅から常置駅に昇格し、東山駅に改称。
- 1964年(昭和39年)10月1日 - 近畿日本鉄道が信貴生駒電鉄を合併。近鉄生駒線の駅となる。
- 1993年(平成5年)
- 2007年(平成19年)4月1日 - PiTaPa使用開始。