東京高等裁判所

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概説

東京高等裁判所は、下級裁判所のひとつであり、主に管轄区域に属する各地方裁判所家庭裁判所からの上訴事件を取扱う。地方裁判所が第一審の場合には、東京高等裁判所での審理は控訴審となり、簡易裁判所が第一審の場合で、地方裁判所が控訴審を行った場合には、それに続く上告審となる。その他特殊な類型においては、第一審の裁判所としての管轄権も有する。

東京高等裁判所の特別な支部として、知的財産高等裁判所が設置されているが、それ以外に支部は存在しない。

東京高等裁判所の長は、東京高等裁判所長官であり、同職は認証官である(補職は、最高裁判所)。

東京高等裁判所は現在、24の民事部と、12の刑事部を擁している。

所在地

東京都千代田区霞が関1-1-4

庁舎

庁舎は東京地方裁判所東京簡易裁判所(刑事)との地上19階・地下3階建ての合同庁舎になっており、本庁だけでなく知的財産高等裁判所も入っている。

北側に法務省旧本館(中央合同庁舎第6号館赤レンガ棟)が、東側(裏側)に東京地方検察庁交通部・東京区検察庁公正取引委員会が入っている中央合同庁舎第6号館B棟と、東京家庭裁判所・東京簡易裁判所(民事)が入っている中央合同庁舎第6号館C棟、弁護士会館が、それぞれ隣接している。また、道路を挟んで、西側に国家公安委員会警察庁総務省国土交通省などが入っている中央合同庁舎第2号館・第3号館がある。

国内の裁判所庁舎で、常時玄関に金属探知機が設置されているのは、当高裁と札幌高裁のみである。裁判所職員・検察庁職員・法務省職員・弁護士以外の一般人は、そこで手荷物検査を受けないと中に入れない。

歴史

歴代長官

任期の後に記したものは後職。

主な所属裁判官

関連項目

外部リンク

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