星野亮
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星野 亮(ほしの りょう、1967年 - )は、小説家。ライトノベルを中心に活躍。
経歴
第10回ファンタジア長編小説大賞において準入選を受賞。受賞作品である『ザ・サード 蒼い瞳の刀使い(ソードダンサー)』で富士見ファンタジア文庫からデビュー。以後、シリーズ展開して続刊中の『ザ・サード』シリーズを代表作として、同文庫で活躍を続けている。
人物
小説のあとがき(あとがきめいた独白〔モノローグ〕と題されている)では毎回時事ネタやゲームの話題、政治の話題などを書き綴っている。あとがきの最後では担当やイラストレーターへの感謝も忘れない。最近はフィギュアなども趣味とされているようである。編集部いわく「彼は実際筋骨逞しい好青年で、腕立てなら軽く500回はできる」とのこと。よく作品の完成が遅れたことをネタにしているが、ほぼ半年に1作程度の間隔で出版している。毎回ページ数が多いことでも知られ、分厚い本になることが多い。現在(2005年)2作品(『ザ・サード』、『オッド・アイ』)を発表しているが、『ザ・サード』で書ききれないことを『オッド・アイ』で、『オッド・アイ』で書ききれないことを『ザ・サード』で、という発言をしている[1]。職業病とも言われる腰痛に悩まされ、カイロプラクティックに通う。尊敬する作家は菊地秀行。執筆作業中に音楽を聞くことが慣例となっているようである。好きなアーティストは天野月子、椎名林檎、東京事変など。「ザ・サードX 次元の闇の黒魔獣」のあとがきには、自律神経失調症とおぼしき極度の体調不良、鬱に近い症状を患っていると記されていた。
作品リスト
- (イラスト:きみしま青、短編集「青の記憶」から、富士見ファンタジア文庫)
- ザ・サードⅠ~Ⅸ(本編)11冊
- ザ・サード 短編7冊
- ザ・サード0(外伝)1巻
- オッド・アイ(イラスト:藤田香、富士見ファンタジア文庫)
- オッド・アイI 時果てる都のエピローグ
出典・注釈
- ↑ オッド・アイ1 2003年発行 ISBN 978-4-8291-1524-4