日高東別駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

テンプレート:駅情報

ファイル:HidakaTobetsu eki.jpg
1978年の日高東別駅と周囲約500m範囲。右が様似方面。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成

日高東別駅(ひだかとうべつえき)は、北海道日高振興局日高郡新ひだか町静内東別にある北海道旅客鉄道(JR北海道)日高本線である。電報略号ヒト

歴史

駅構造

単式ホーム1面1線を有する地上駅。ホームは線路の北側(様似方面に向かって左手側)に存在する。転轍機を持たない棒線駅となっている[1]

開業時からの無人駅[2]で駅舎は無いが、ホーム中央部分附近にコンクリートブロック造りでアーチ状の出入口が2つある待合所を有する[3]。駅銘板は設置されておらず道路側からは駅と判別しづらい状況である[3]。ホーム側から見て待合所の右隣に別棟でトイレ棟を有する[3]。ホームは砂利敷きとなっている[3]

駅名の由来

当駅の所在する地名に旧国名の「日高」を冠する。地名は、アイヌ語の「ト・ペッ」(沼・川)に由来する[1][4]。また道内に「とうべつ」と同音の駅が多いため[4]、旧国名を冠した。

利用状況

  • 1981年度(昭和56年度)の1日乗降客数は31人[5]
  • 1992年度(平成4年度)の1日乗降客数は40人[1]

駅周辺

駅周辺は見渡す限りの牧草地帯で牧場も多い[3]。また農家が点在している[1]。東別イチゴは有名。

隣の駅

北海道旅客鉄道
日高本線
春立駅 - 日高東別駅 - 日高三石駅

脚注

テンプレート:Reflist

関連項目

テンプレート:日高本線
  1. 1.0 1.1 1.2 1.3 書籍『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』(小学館1993年6月発行)103ページより。
  2. 書籍『無人駅探訪』(監修:西崎さいき、文芸社2011年6月発行)150ページより。
  3. 3.0 3.1 3.2 3.3 3.4 書籍『北海道鉄道駅大図鑑』(著:本久公洋、北海道新聞社2008年8月発行)353ページより。
  4. 4.0 4.1 書籍『北海道の駅878ものがたり 駅名のルーツ探究』(監修:太田幸夫、富士コンテム、(2004年2月発行))102ページより。
  5. 5.0 5.1 書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館1983年7月発行)103ページより。