日本経済社
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日本経済社(にほんけいざいしゃ)は、日本経済新聞社の系列の広告代理店である。
概要
1942年に太平洋戦争の影響で新聞の統合令が敷かれ、中外商業新報を存続会社として経済関連の新聞社が経営を統合し、日本経済新聞が創刊。その専属広告代理店として「工業社」として設立されたのが始まりとされている。その後、1948年に日本経済社に社名を変更。
1955年に日本経済新聞の求人等の広告スペース「日経案内」が掲載されるに当たり、その広告一手の取り扱いを開始。これが「日経案内」の基礎を固めるようになった。
現在、企業のIR(株主などに対するマーケティング広報活動)、企業のユニバーサルデザイン支援活動、インターネットによる経済情報の有料配信業「日経テレコン21」、住宅展示場、通信販売業務を行っている。
なお、日本経済新聞社系列の広告代理店には日本経済広告社もあるが、資本関係面では日本経済社が比較的強固である。その為、同社では「日経社」、日本経済広告社では「ADEX」(アデックス)という略称が使われている。