日本信託銀行

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  1. 株式会社日本信託銀行 - 大阪に本店を置き、1943年12月27日に藤本證券株式会社と合併し大和證券株式会社(現・株式会社大和証券グループ本社)となる。また、一般銀行業務は安田銀行に営業譲渡した。
  1. 日本信託銀行株式会社(NIPPON TRUST BANK LIMITED,) - 1927年に東京川崎財閥下で川崎信託として設立され、戦後の財閥解体に伴い日本信託へ改称。1947年に母体の第百銀行を吸収していた三菱銀行から資金援助を受け現名称へ改称した。1994年にバブル期に生じた不良債権により自主再建を断念し、三菱銀行が子会社化(約60%強出資・平野友明が社長就任)。1997年に安田信託銀行の経営危機を受けて東京三菱銀行の完全子会社となった。2001年4月にMTFGへの株式移転を経て 2001年10月1日に三菱信託銀行(現・三菱UFJ信託銀行)に吸収合併され解散した。2001年にMTFG子会社に異動。解散時の旧本店が入居する「川崎銀行館」は三菱UFJ信託銀行の日本橋支店(三菱信託銀行時代の日本橋中央支店が旧本店を継承したが、ブランチインブランチとして日本橋支店が同居した後に、同店に統合され廃店を経て、現在の形となる)の建物として存続している。尚、後身となる三菱UFJフィナンシャル・グループ各社のCIマークに酷似したマークを使用していたこともある。