新津由衣

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新津由衣(にいつ ゆい、1985年8月17日 - )は、シンガーソングライターピアニストRYTHEMボーカルピアノキーボードエレクトーンシンセサイザー担当。RYTHEMではYUI(ゆい)を名乗る(同じシンガーソングライターであるYUIとは全くの別人であるが、両人共所属レコード会社がソニーミュージックエンタテインメント系列で一致している)。神奈川県川崎市高津区出身。血液型A型。神奈川県立多摩高等学校和光大学表現学部卒業。事務所DESSE communications、レコード会社はソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズに所属していた。2011年2月27日、RYTHEMを解散してからはソロでNeat'sと名乗り活動している。また、ギターも弾くようになった。

来歴

幼い頃からエレクトーンを習い、鍵盤に親しむ。また、宇多田ヒカルにあこがれ、歌うことが大好きだった。中学生の時、演劇部のオーディションで加藤有加利に出会う。その後、神奈川県内屈指の進学校である多摩高校へ進学。加藤と席が隣同士となる。二人で軽音楽部に所属し、他3名とRYTHEMというコピーバンドを組む。その後、バンドは解散するが、加藤とカラオケで遊んでいる際、「歌手になりたい」という夢を告げ、意気投合。RYTHEMの名を使いソニー・ミュージックエンタテインメントのオーディションで「一人旅シャラルラン」を歌い、合格。「ハルモニア」でデビューする。その後、加藤と和光大学に進学、2008年3月19日に卒業。名実と共にシンガーソングライター専業となる。

RYTHEMにおいては初期は加藤と共同で制作活動を行っていたが、近年は新津単独で手がける楽曲が増加している。普段から邦楽・洋楽、ジャンルを問わず聞き込んでおり、ポップ、バラードスカロックファンクなど様々なジャンルの楽曲を手がける。

手がけた楽曲

RYTHEMでの楽曲

ソロ(Neat'sとして)の楽曲

  • ゼロ
  • BBB (7月17日Ustreamにて発表。だが実際は前日HITS! THE TOWNにゲスト出演した際、音源が流された。)
  • 苦いコーヒーに溶けないでシュガーキューブ (8月13日にUstreamにて発表。)
  • スロウモーション・ファンタジーズ (9月10日にUstreamにて発表。)
  • ロンリーズ (10月8日にUstreamにて発表。)

メディア

雑誌

人物・エピソード

楽器

  • 愛用のキーボードはヤマハのS90 ES。制作、ライブに活躍している。タッチパネルには女の子らしいシールが貼ってあり、それを見ながらライブ中に音色やトーンを変える。
  • ただし、インストアライブ、イベントなどでは持ち運びがしやすいことから「ノードエレクトロ」を使用している。愛称「奏ちゃん」、「ノードちゃん」。10kgもある「ノードエレクトロ」を一人で背負い、電車でライブに向かっている。「ありがとう!1万人感謝祭」でもインストアライブの集大成として「ノードエレクトロ」を使用した。なお、こちらは操作性の問題から演奏中にトーンを変えることはまずない。ちなみに「蛍火」のPVにも「ノードエレクトロ」が登場し、メイキング映像で家から背負ってきている姿が確認できる。
  • その他、ピアノ、ヤマハから無料レンタルされているD-DECKなどをあわせ、鍵盤を5台所有している。置き場所が無くほとほと困り果てているようである。
  • 打ち込みにはMacintosh同梱のGarageBandを使用している。しかし機械音痴であり、ことごとくMacintoshには嫌われていると語っている(例えばブログに自分で撮影したデジタルカメラの写真を大量アップしようとしたがスタッフの助けなしにはできなかった、など)。ただし、最近はライブなどで打ち込みを多用しており、愛用のMacBookを持ち運ぶようになったため、スタジオ用にiMacを購入している。

ライブ

  • 「HIVE 5 LIVE★」の「Joyful」演奏において、エレキを直立で弾く加藤をよそに、鍵盤を離れステージをかけずり回りシャウトするという意外な一面を見せた。(そのシャウトスタイルのことを新津本人は「ロックYUI」「ロックなYUI」と呼んだ)。このため新津は数週間、朝に体力づくりのためランニングを行った。今でもよくランニングをしている。

人物像

  • 新聞を読んだりニュースを見たりするのが苦手と公言し、「今の日本の首相は?」と聞かれ、「ふく・ふく‥ふく…、ふくださん!」(当時)と言い、またサブプライムローン問題のことを「『アメリカの経済がヤバい』とアナウンサー『さん』が言っていた」と発言、また芸術系学科出身なのにもかかわらずサグラダ・ファミリアも知らなかった。その割にこ難しい言い回しを好み、「(ヨーグルトを食べると)害的要素をパーンとはね返す的な感じ」などと発言した(テレビ神奈川saku saku」より)。
  • 胃腸が弱い。イヤなことがあるとすぐ胃が痛くなると語っている。
  • 父親が大阪出身のため、若干しゃべりに訛りがある。大阪でライブを開くことも多いことから、大阪は第二の故郷だと語っている。
  • 兄弟姉妹については、妹・弟がいることを明らかにしている(twitterより)。
  • カメラが趣味で、デジタル一眼レフカメラ(Nikon D40)を所有している。
  • 生まれてからずっと長髪だったが、2008年初頭に髪をばっさり切った。大学卒業後、髪を染めさらに髪を切りボブにした。2009年からは再び髪を伸ばしている。
  • その容姿から新津の方がツッコミ、加藤がボケと見られがちだが、実際は正反対で、新津の方がボケである。ただし、本人は中学・高校生時代はA型らしくきまじめだったと公言し、加藤もそれは認めている(「saku saku」より)。
  • まっすぐ前を見ている才能ある男性を追いかけるのが好きだと語っている。
  • RYTHEMがバンドだった頃のメンバーと交際していた。そのため、RYTHEMがバンドをルーツとされるのを嫌がる。
  • 男性に二股をかけられたことがある。夜にその男の家に出向いた際、ゴミの中に使い切りの化粧品があるため発覚した。ただ、特に何も指摘せずに自然消滅したようで、加藤から「そんなの私ならただじゃ済まさない」と突っ込まれた。
  • 2009年11月現在、好きな人がいると発言している(GREEより)。
  • か弱く涙もろい一面を持つ。ライブ後にもよく泣く。また「ライブ前にはみんな(観客が)全員風邪でこれなくなった夢を見る」という。
  • ライブのグッズのデザインも担当し、その容姿からセンスがよいと見られがちだが、首から足まで全身黒づくめのファッションで身を包み、部屋の照明は真夜中のように薄暗く、なんと黒いトイレットペーパーを愛用していたなど、悪趣味な部分もある。そのトイレットペーパーを見て、加藤をも絶句させた。
  • 屈指の料理上手である。多くのオリジナルレシピを持つ。しかし肉(本人は肉のことを『動物系』と呼んでいる)はほとんど食べず、魚、菜食主義者(ただし佐藤涼子の教えでライブの前は肉を食べるようにしている)。スイーツづくりもうまい。
  • ブログに部屋で自分撮りした写メをアップすることが多い。最近は動画もアップしている。
  • ブログでメイク、コスメやファッションの話題をするのが大好きである。また「しょこたん語」のような流行言葉や顔文字を多用して文章をランダムにアップする。
  • 美容院に行くのが大好きで、幾度となく髪型や髪色を変えている。
  • ときおり大多数の人を些細なことで騒がせることがある。自宅にて顎に痛みが走った際、ブログで「緊急」と言うタイトルで、「アゴがっ! つっちゃったよお!」という書き始めで「(この症状を)知っているあなた!」と結んで大騒ぎし、顎関節症にでもなったのかと騒然とさせた。結果、母親にメールをしてバファリンを飲んだらあっさり治った。あまりの周囲の騒がせぶりにメールしたスタッフから「痛いのはアゴライン? 首すじライン?」と聞かれ、新津が真面目に「アゴライン」と答えると、「冗談じゃないんですよ」という答えをもらわず、これは大事(おおごと)ではないと感じたスタッフにさらりと「ああ、それじゃ顎関節症じゃないね」とかわされてしまった。数日後、テレビの収録で白井ヴィンセント(黒幕)にそれを話すと「何言ってんだ、この人は一体?」「あんた、(ネットにばかり頼って)本当にいらいらする。(さっさと)医者へ行けっちゅーの!」「(バファリンって治ったって言ったって)そりゃ(ただの)痛み止めでしょ?」と罵声を浴びせられた。
  • オフの日、積極的にカフェや買物に出かけるなどアウトドア派である。毎日をメリハリを持って有意義に過ごすタイプ。
  • 帰国後、UKロックにハマり、愛用のiPodに入れて聴き入っている。
  • カレーは必ずひき肉を使う。
  • ナスズッキーニなど、夏野菜が合うカレーが好き。
  • 公式アカウントでmixiGREEに参加している。ちなみにマネージャーの小澤も古くからのmixiユーザーであり、新津、加藤とマイミクシィを結んでいる。
  • 解散後、ソロではmixitwitterfacebookのアカウントで参加している。(twitterはRYTHEMの時からのアカウントだが、他はソロ始動してから新たに作ったアカウントである。)

交友関係

外部リンク

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