新喜楽

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新喜楽(しんきらく)は、東京都中央区築地四丁目にある老舗の料亭

概要

1875年創業で最初の店の名前は「喜楽」である。その後、築地の大隈重信邸跡地に移転して「新喜楽」となった。店主は代々の女将が務めている。密約が漏れない絶対信用から、政財界人や文化人の利用者も多いことで知られ、初代女将の伊藤きんと姓が同じであったこともあり、伊藤博文もよく利用していたという。元首相でノーベル平和賞を受賞した佐藤栄作が1975年に脳溢血で倒れたのもこの店であった。

芥川賞直木賞の選考が行われる場所としても知られ、芥川賞は1階、直木賞は2階の座敷を利用している。

建物は関東大震災後に建設されたものをベースに、1940年以降、建築家吉田五十八が度々増築・改修を手がけており、新興数寄屋の名作でもある。テンプレート:要出典

のれんを分けない創業100年を超える老舗という条件のもと、金田中と並ぶ日本二大料理屋のひとつであるテンプレート:要出典。また、吉兆を含め日本三大料亭と呼ばれるテンプレート:要出典

関連項目

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