斜方二十・十二面体
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斜方二十・十二面体(しゃほうにじゅうじゅうにめんたい、rhombicosidodecahedron)、または菱形二十・十二面体(りょうけいにじゅうじゅうにめんたい)、小菱形二十・十二面体(しょうりょうけいにじゅうじゅうにめんたい、small rhombicosidodecahedron)、切頂菱形三十面体(せっちょうりょうけいさんじゅうめんたい、truncated rhombic triacontahedron)とは、半正多面体の一種で、正十二面体または正二十面体の辺を削ったような立体である。
- 構成面:正三角形20枚、正方形30枚、正五角形12枚
- 辺:120
- 頂点:60の各頂点に、正三角形1枚と正方形2枚と正五角形1枚が3,4,5,4の順に集まる。
- 双対多面体:凧形六十面体
- ワイソフ記号:3 5|2
- 外接球半径:一辺を2とすると<math>\sqrt{11+4\sqrt5}</math>
ゾムのノードはこの立体の正方形を長方形に変形させた形をしている。