文化学園大学
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テンプレート:Infobox 文化学園大学(ぶんかがくえんだいがく、テンプレート:Lang-en)は、東京都渋谷区代々木3-22-1に本部を置く日本の私立大学である。1964年に設置された。大学の略称は文化学園大、文大。
併設校に文化学園大学短期大学部がある。ファッション分野が中心の大学。
沿革
- 1919年4月 - 並木婦人子供服装裁縫教授所を東京・青山に開設。
- 1922年6月 - 文化裁縫学院を牛込袋町に開設。
- 1923年6月 - 私立学校令による学校として東京府から認可を受け「文化裁縫女学校」として新発足。この日をもって創立記念日と定める。
- 1923年11月 - 新宿・大宗寺前に移転。
- 1926年7月 - 現在地、府下代々幡代々木山谷に327坪の土地を買収し、校舎建設開始。
- 1927年3月 - 木造二階建て新校舎完成。
- 1935年2月 - 財団法人並木学園設置認可。
- 1936年10月 - 文化服装学院に校名変更。
- 1952年4月 - 文化女子短期大学として設置認可され開校。
- 1951年3月 - 学校法人並木学園に組織改定し、発足。
- 1955年10月 - 円型校舎完成、落成式典挙行。
- 1964年 - 文化女子大学設立。文化女子短期大学は文化女子大学短期大学部となる。
- 1969年4月 - 文化女子大学室蘭短期大学開校。
- 1972年4月 - 文化女子大学大学院を設置。家政学研究科修士課程被服学専攻を開設。
- 1972年9月 - 文化女子大学附属すみれ幼稚園を多摩市に開園。
- 1973年6月 - 法人名称を学校法人文化学園に変更。
- 1974年4月 - 文化女子大学附属杉並高等学校を開校。
- 1976年4月 - 文化女子大学室蘭短期大学附属幼稚園を開園。
- 1983年10月 - 文化女子大学附属長野高等学校、文化女子大学長野専門学校を開校。
- 1986年4月 - 文化女子大学附属杉並中学校開校。
- 1989年4月 - 文化女子大学大学院家政学研究科に博士後期課程被服環境学専攻開設。
- 1991年4月 - 文化女子大学文学部を小平キャンパスに開校。
- 1998年3月 - 21階建ての新校舎(A・B・C館)完成。
- 1998年4月 - 文化服装学院、文化ファッションビジネスクール開設。
- 2000年 - 家政学部を服装学部と造形学部に改組。
- 2004年 - 文学部を現代文化学部に改称。
- 2011年 - 文化学園大学に校名変更。
- 2012年 - 全学部・学科において男女共学化の開始。
学部
大学院
- 生活環境学研究科
- 修士課程生活環境学専攻
- 博士前期課程被服学専攻
- 博士後期課程被服環境学専攻 ―日本唯一(2014年現在)の 博士 (被服環境学)が授与される
- 国際文化研究科
- 修士課程国際文化専攻(国際文化専修、健康心理学専修)
学生生活
学園祭
文化学園大学の学園祭は「文化祭」と言い、毎年11月上旬の3日間、新都心キャンパスで短期大学部と合同で行う。2010年に第60回を迎えた[1]。ファッションショーが開かれる[2]。
これとは別に、小平キャンパスでは6月に地域と連携して「けやき祭」という1日だけの小さな学園祭を開催している[3]。大学側は「小平キャンパスをあげてのビッグイベント」と銘打っており、こちらでもファッションショーを実施している[4]。
施設
キャンパス
- 新都心キャンパス 東京都渋谷区代々木3-22-1
- 使用学部:服装学部・造形学部・短期大学部(服装学科)
- 使用研究科:生活環境学研究科
- 小平キャンパス 東京都小平市上水南町3-2-1
- 使用学部:現代文化学部
- 使用研究科:国際文化研究科
- 室蘭キャンパス 北海道室蘭市高砂町3-11-50
- 文化女子大学室蘭短期大学のキャンパスであったが、同学の廃止により、附属幼稚園のみ残った。
附属校
以下の附属学校を持つ。
- 文化学園大学杉並中学校・高等学校(2011年に改称)
- 文化学園長野中学校・高等学校(2011年に高等学校の校名を改称、2014年4月1日中学校開校)
- 文化学園長野専門学校
- 文化学園大学附属すみれ幼稚園
- 文化学園大学附属幼稚園