接周辞

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接周辞(せっしゅうじ)または両面接辞(りょうめんせつじ)とは、接辞の一種であり、の前後に付いて、語の意味を補ったり、変えたり、品詞を変えたりする形態素をいう。別々の接頭辞接尾辞だと見なされることもある。

例えばドイツ語では、ge- -t は分詞形を作る接周辞である。動詞 lieben, spielen の場合、分詞形は geliebt, gespielt となる。

一部の分析では、日本語の以下の敬語は接周辞である[1]

  • お- -する
    • 伝える + お- -する = お伝えする
    • 書く + お- -する = お書きする
  • お- -になる
    • 飲む + お- -になる = お飲みになる
    • 話す + お- -になる = お話しになる

古語では、禁止を表す「な- -そ」などが接周辞と考えられる[2]

  • な- -そ
    • 来る + な- -そ = なこそ (来るな)
  • な- -そね
    • 吠える + な- -そね = な吠えそね (吠えるな)

参考文献

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