慶應義塾湘南藤沢中等部・高等部
テンプレート:Pathnav テンプレート:日本の高等学校 慶應義塾湘南藤沢中等部・高等部(けいおうぎじゅくしょうなんふじさわちゅうとうぶ・こうとうぶ、Keio Shonan Fujisawa Junior & Senior High School)は、神奈川県藤沢市遠藤に所在し、中高一貫教育を提供する私立中学校・高等学校。慶應義塾湘南藤沢高等部において、慶應義塾湘南藤沢中等部から入学した内部進学の生徒と慶應義塾湘南藤沢高等部から入学した外部進学の生徒との間では、慶應義塾湘南藤沢中・高等部第4学年(高等学校第1学年に相当)から混合してクラスを編成する併設型中高一貫校[1]。慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス内に位置している。
慶應義塾湘南藤沢中等部・高等部は、中等部と高等部をまとめた略称である。
概要
1992年開校。帰国生徒が全体の25%程度を占めるが、意図的に募集枠を多くしていることによる。中等部は1-3年、高等部は4-6年と呼ばれ、中等部は4クラス、高等部は6クラスの併せて30クラスとなっている。
このクラス数の差は、4年生になる際に慶應義塾普通部または慶應義塾中等部からの内部進学、高校受験による帰国生徒枠入試と全国枠入試(東京・神奈川・千葉・埼玉の在住者は受験できない)での入学が可能なためである。また中高一貫制であるため、本中等部から他の慶應系列校への編入は認められていない。
中学受験による募集は一般約120名、帰国子女約30名であり、高校受験による募集は地域調整枠が約20名、帰国子女が約30名となっている。2013年4月開校の慶應義塾横浜初等部を卒業した者は慶應義塾湘南藤沢中等部に進学する予定である[2][3]。
情報教育と英語教育に特徴がある。パソコンの台数もかなり多く、情報教育(メディア・リテラシー)に多くの時間を割くとともに、休み時間には自由にそれらの機器を使うことが可能となっている。そのため生徒はパソコンの使い方を早く覚える。また、英語教育についてはネイティヴの教師も十数人おり、帰国生への教育を中心に力を注いでいる。高等部ではα・βの2クラスに分かれ、より各生徒の英語力に適した教育が可能になっている。6年では模擬国連も行われ、英語力の集大成が発揮される。
2012年度より、学習生活の見直しなどから、3学期制から2学期制へと変更している。
他にも6年生を除く全学年を対象として、「ゆとりの時間」(文部科学省が取り決めた「ゆとり教育」とは全くの別物)という授業があり、生徒が自分で授業を選ぶものがある。
交通
- 小田急江ノ島線・相模鉄道いずみ野線・横浜市営地下鉄ブルーライン湘南台駅 - 神奈川中央交通バス「湘23 慶応大学行」「湘24 笹久保経由慶応大学行」「湘25 急行・慶応大学行」「湘28 直行・慶応大学行」約15分「慶応中高等部前」下車
- JR東海道線辻堂駅 - 神奈川中央交通バス「辻34 慶応大学行」約25分「中高降車場」下車
著名な出身者
学界
- 牛場潤一(慶應義塾大学理工学部准教授)
- 加藤雄一郎(東京大学准教授)
政界
- 渡辺さち子(栃木県議会議員)
文化
アナウンサー
- 秋元優里(フジテレビアナウンサー)
- 斉藤舞子(フジテレビアナウンサー)
- 菅原那緒子(テレビ岩手アナウンサー)
- 吉田奈央(読売テレビアナウンサー)
- 飯島徹郎(NHKアナウンサー)
- 田中秀樹(NHKアナウンサー)
- 前田海嘉(テレビ東京アナウンサー)
- 松村未央(フジテレビアナウンサー)
- 辻岡義堂(日本テレビアナウンサー)
- 宇佐美佑果(テレビ朝日アナウンサー)
タレント
脚注および参照
関連項目
外部リンク
テンプレート:Asbox- ↑ 慶應義塾湘南藤沢高等部の学校情報(高校受験パスナビ)(旺文社)の「ワンポイント情報」の冒頭による。
- ↑ 慶應義塾湘南藤沢中等部(中学受験スタディ)の「基本情報」による。
- ↑ 小中高一貫教育-学校紹介(慶應義塾横浜初等部)による。