愛知川宿

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愛知川宿(えちがわしゅく、えちがわじゅく)は中山道65番目の宿場中山道六十九次)で、現在は滋賀県愛知郡愛荘町(旧愛知川町)。愛知川の東岸に位置する。

特徴

天保14年(1843年)の『中山道宿村大概帳』によれば、愛知川宿の宿内家数は199軒、うち本陣1軒、脇本陣2軒、旅籠28軒で宿内人口は929人であった。

元は東山道の宿駅で、『太平記』にも記載されている。宿場町であると同時に近江商人の町でもあった。「びん細工手まり」は、起源は定かでないが、愛知川だけに伝承される工芸品である。

最寄り駅

史跡・みどころ

武佐宿までの史跡・みどころ

ゆかりの人々

  • 北畠顕家 - 1336年にこの宿に着いたとの記録が『太平記』に残る。
  • 成宮弥次右衛門 - 1831年、資金を出し合い、愛知川に「無賃橋」をかける。現在は御幸橋。

参考文献

  • 『中山道を歩く』 児玉幸多 著 中公文庫 1988年 ISBN 4-12-201556-1

隣の宿

中山道
高宮宿 - 愛知川宿 - 武佐宿

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