常磐神社
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
常磐神社(ときわじんじゃ)は茨城県水戸市にある神社である。徳川光圀・徳川斉昭を祀る。近代に建てられた新しい神社である。
祭神
- 高譲味道根之命(たかゆずるうましみちね の みこと) -- 徳川光圀(水戸藩2代藩主、義公)
- 押健男国之御楯命(おしたけおくにのみたて の みこと) -- 徳川斉昭(水戸藩9代藩主、烈公)
神事の国旗制定祈念祭は、徳川斉昭が日本の国旗である日の丸を定めたことに因むものである。
歴史
常磐神社の入口常磐神社の大鳥居 |
常磐神社の入口と大鳥居 |
明治初年、徳川光圀と徳川斉昭の徳を慕う水戸藩士により偕楽園内に祠堂が建てられた。明治6年(1873年)3月に「常磐神社」の社号が、10月にそれぞれの祭神の神号が勅旨により定められた。明治7年(1874年)に現在地に社殿が造営された。明治15年に別格官幣社に列格した。
ドラマ水戸黄門でおなじみの葵紋の印籠を模った印籠守を授与しており、雑誌「サライ」にて掲載され問い合わせが殺到したという。
境内社
摂社
- 東湖神社
末社
- 三木神社
- 常磐稲荷神社
境内施設
- 義烈館
- 能舞台