川辺町 (和歌山県)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
川辺町(かわべちょう)は、和歌山県の中部に位置していた町である。みかんを初めとした農業が盛ん。安珍・清姫伝説で有名な道成寺がある。
2005年5月1日に中津村、美山村と合併して日高川町となった。
目次
地理
日高川の下流部に位置し、御坊市、中津村とは日高川に沿って隣接している。また、広川町とは白馬山脈を、印南町とは真妻山を介して隣接している。日高川とその数本の支流(江川、土生川、中津川、沖野川など)に沿う中山間地帯に集落が点在している。
山間部では過疎が進んでいるが、平野部では御坊市のベッドタウンとして新興住宅が増えてきている。
隣接していた自治体
歴史
- 南北朝時代 - 玉置氏が手取城を築城したといわれる。
- 1585年(天正13年) - 豊臣秀吉の紀州征伐で当主・玉置直和は秀吉に恭順の意を示したが、秀吉に抵抗した亀山城(現・御坊市)の湯川直春により手取城が落城。玉置氏滅亡。
- 1955年(昭和30年)1月1日 - 早蘇村・丹生村・矢田村が合併して発足。
- 1962年(昭和37年)4月1日 - 中津村の一部(大字藤野川)を編入。
- 2005年(平成17年)5月1日 - 中津村・美山村と合併して日高川町が発足。同日川辺町廃止。
行政
- 町長:阪本信夫(2003年から)
経済
産業
- 農業(みかん)
- 大和歯車(株)和歌山工場
地域
教育
交通
鉄道路線
道路
- 高速道路
- 県道
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
出身有名人
- 日高光路(演歌歌手)
- 那智ノ山公晴(大相撲力士(最高位・前頭19枚目。引退後、年寄・峰崎を襲名))
- 垣内哲也(プロ野球選手、千葉ロッテマリーンズ在籍)