川水流駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
川水流駅(かわずるえき)は、宮崎県延岡市北方町川水流にあった高千穂鉄道高千穂線の駅である。2007年の同線部分廃線によって廃駅となった。
駅構造
島式1面2線ホームの地上駅である。無人駅。駅舎は旧国鉄時代の木造駅舎。 保線用設備を備えており高千穂線における保線の中心的役割を担っていたが、2005年の台風災害で保線用車両を含め駅全体が水没し壊滅。存続問題に大きな影響を与えた。
駅周辺
利用状況
1日平均乗車人員は79人であった。(2003年度)
歴史
- 1936年(昭和11年)4月12日 - 国有鉄道日ノ影線の駅として開業。
- 1937年(昭和12年)9月3日 - 当駅・槇峰間延伸開業。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により九州旅客鉄道の駅となる。
- 1989年(平成元年)4月28日 - 第三セクター転換により高千穂鉄道の駅となる。
- 2005年(平成17年)9月6日 - 台風14号による被害で高千穂線が全線運休となる。
- 2007年(平成19年)9月6日 - 延岡駅 - 槇峰駅間廃線により廃駅。