川原湯温泉駅
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ホーム側から見た駅舎
ファイル:Kawarayuonsen Station 1.jpg
駅西の踏切から渋川・高崎方面を望む
川原湯温泉駅(かわらゆおんせんえき)は、群馬県吾妻郡長野原町大字川原湯にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)吾妻線の駅である。
八ッ場ダムが完成すると、当駅を含む川原湯地区一帯がダムの底に沈む予定である。そのため、線路の付け替えおよび駅の移設が現在行われている。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。互いのホームは跨線橋で連絡している。
長野原草津口駅管理の簡易委託駅である。駅舎は吾妻線内で唯一残る木造駅舎である。
のりば
1 | テンプレート:Color吾妻線(下り) | 長野原草津口・万座・鹿沢口・大前方面 |
2 | テンプレート:Color吾妻線(上り) | 中之条・渋川・高崎・大宮・上野方面 |
利用状況
- 2013年度の乗車人員は1日平均20人であった。乗車人員を把握できる群馬県内の駅の中では、最も少ない駅である。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人員 |
2000 | 87 |
2001 | 82 |
2002 | 80 |
2003 | 69 |
2004 | 56 |
2005 | 52 |
2006 | 46 |
2007 | 45 |
2008 | 40 |
2009 | 40 |
2010 | 32 |
2011 | 24 |
2012 | 24 |
2013 | 20 |
駅周辺
川原湯温泉の温泉街は、駅から西に約500メートル高台に登った場所にある。駅前広場は国道に面している。山が駅の目の前に迫っていることやダム建設の影響もあって、駅前にあった民家や商店は移転が進み建物自体が少なくなった。
バス路線
歴史
- 1946年(昭和21年)4月20日 - 川原湯駅(かわらゆえき)として開業。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東日本の駅となる。
- 1991年(平成3年)12月1日 - 川原湯温泉駅に改称。
隣の駅
※特急「草津」の隣の停車駅は列車記事を参照のこと。
- 東日本旅客鉄道
- テンプレート:Color吾妻線