川中子駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テンプレート:駅情報 川中子駅(かわなかごえき)は、茨城県常陸太田市小目町芦の内791番地にあった日立電鉄日立電鉄線の駅(廃駅)である。
駅の概要と構造
- 片面ホーム1面1線だけの交換不能の地上駅である。
- かつては側線を持っており、石材および農産物の積み出しを行っていた。
- 廃止時まで貨物用の設備の跡が残っていた。
- 当駅は開業当初は直営駅であったが1963年(昭和38年)に委託化、1966年(昭和41年)に無人化された。
- かつては木造の駅舎があったが1969年(昭和44年)に撤去され、廃止時はホームとその上の上屋のみの駅であった。
- 駅舎の跡地が駅前に残っていた。
- 自動券売機の設置はない。
- 乗車駅証明書発行機の設置が一台あり、黄地の証明書が発行された。
- かつては常陸岡田駅との間に小目停留所があった(1929年7月3日設置・1944年9月26日営業休止・1947年11月18日廃止)。
- 廃止後に駅敷地跡には、茨城みずほ農業協同組合の世矢ライスセンターが建設されている。
駅周辺
歴史
- 1929年(昭和4年)7月3日 - 常北電気鉄道線(後の日立電鉄線)、久慈-常北太田の開業に伴い新設。
- 1963年(昭和38年)12月1日 - 委託化。
- 1966年(昭和41年)6月16日? - 側線を撤去する。
- 1968年(昭和43年)7月 - 無人化。
- 1969年(昭和44年)3月 - 駅舎撤去。
- 2005年(平成17年)4月1日 - 日立電鉄線廃線にともない廃止