岡田恵珠
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経歴
1929年12月16日生まれ。1959年、岡田光玉の養女として入籍。
光玉の没後、世界真光文明教団の関口榮との継承問題(真光裁判)を経て、1978年6月に崇教真光を設立した。
1984年、総工費400億円をかけて元主大神宮(世界総本山、現:元主晃大Ĉ神宮)を岐阜県高山市に建立した。 1992年6月23日 位山山麓に 救い主様奥津城 光神殿 を建立。 1999年4月8日 高山市内に 救い主様顕彰記念館 光記念館ミュージアムを建設。
2000年11月には「陽光子の三大徳目」として“感謝・ス直・心の下座”を提唱した。
2002年8月4日、高山市久々野町に真光隊訓練・修練施設「真光青年会館」が開館し、開館式を行う。これにより世界総本山建設から始まった「四大聖業」(よんだいせいぎょう)が終わる。
- 10月の大祭中、壇上にて重大発表を行い自身は「教え主の立場から身を引き、新しく代理に立ってもらう」と言う内容の報告をし、任命された晃弥(光央・聖眞)が壇上に現れる。
- 11月に行われた秋季大祭には姿を現さず、終盤の奉納演芸時に信者へのサプライズで舞台上のロイヤルボックスに登場している。
2004年6月23日、世界総本山で「聖祖師救い主様三〇年祭」[1]を開催。舞台上に現れ光玉の遺影に拝礼する。この日が最後の登場となっている。
四大聖業
の4施設を建設。建築工主は光ミュージアムのみ竹中工務店で、他は大林組である。
参考文献
- A. K. Tebecis Mahikari: Thank God for the Answers at Last ISBN 0959367705 ISBN 0959367713 (日本語版: アンドリス・テベーツィス『崇教 真光 探し求めた答えはここに』サンライズ プレス)
- 早川和廣 『新興宗教の正体』 ISBN 4871770303
- 早川和廣 『新興宗教教祖のウラの裏がわかる本』 ISBN 4893740210
- 山口文憲 『日本ばちかん巡り』ISBN 4104516015
- 井上順孝 『現代宗教事典』ISBN 4335160372
- 井上順孝 『新宗教・教団人物事典』ISBN 4335160283
- 井上順孝 『新宗教事典』ISBN 4335160259
- 國學院大學日本文化研究所 『神道事典』ISBN 4335160232
- 週刊朝日特別取材班 『悪党と政治屋―ドキュメントKSD疑獄を追い詰めた400日』ISBN 4022576413
- 朝日新聞社 『教祖・意識変革者の群れ―宗教・性・女性解放 二十世紀の千人 8』ISBN 4022586060