岡田京子

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テンプレート:ActorActress 岡田 京子(おかだ きょうこ、1958年10月21日 - 1986年8月12日)は、女優。本名は半田京子(はんだ きょうこ)。芸名は当時東映社長だった岡田茂に名づけられたという。

来歴・人物

都立日比谷高校定時制課程卒業。1974年に公開された『安藤組外伝 人斬り舎弟』にてデビューする。1975年仮面ライダーストロンガー 岬ユリ子(電波人間タックル)役でレギュラー出演(半年)。1976年に『仮面ライダーストロンガー』のメイク担当であった小山英夫と結婚[1]したため引退。引退後は居酒屋を営んで、夫との間に一女をもうける。 1986年8月12日、持病であった喘息の発作のため、27歳の若さで死去。

秘密戦隊ゴレンジャー』(#79)の岡田杏子、『ジャッカー電撃隊』(#8)の岡田京子とは別人。

仮面ライダーストロンガー出演のエピソード

  • 岡田が自らマスクとスーツを着用してアクションの撮影に臨んだが「殺陣が殆ど素人同然」だった為アクションらしくならなかった。それをカバーする為に『電波投げ(戦闘員が自らトンボを切り転倒)で敵を倒す』と言うアイデアで撮影されている。
  • 岡田がバレエをやっていたため、自らターンして一回転してみせるカメラ前アップシーンがある。
  • 仮面ライダー2号/一文字隼人役の俳優である佐々木剛は、彼女の引退後も親交があった(夫がライダー当時のスタッフで友人だった)。その為、岡田の早過ぎる死にショックを隠せなかったという(岡田が急逝する4ヶ月前に同シリーズでライダーマン/結城丈二を演じた山口豪久(山口暁)も亡くなっている)。
  • 岬ユリ子こと電波人間タックル役で出演していたことで没後25年以上たつものの根強いファンが多い。
  • タックル役での出演は、岡田茂社長からのゴリ押しである[2]

出演作品

映画

テレビドラマ

家族

  • 夫・小山英夫(仮面ライダーシリーズ・メークアップ担当)
  • 夫との間に娘が一人

岡田京子の役を受け継いだ人物

関連項目

脚注

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関連項目

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  1. 小田克己・村枝賢一『仮面ライダーをつくった男たち 1971・2011』、講談社、2011年11月、P299。
  2. 平山亨『泣き虫プロデューサーの遺言状 ~TVヒーローと歩んだ50年~』、講談社、2012年11月、174、P299