岡田京子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テンプレート:ActorActress 岡田 京子(おかだ きょうこ、1958年10月21日 - 1986年8月12日)は、女優。本名は半田京子(はんだ きょうこ)。芸名は当時東映社長だった岡田茂に名づけられたという。
目次
来歴・人物
都立日比谷高校定時制課程卒業。1974年に公開された『安藤組外伝 人斬り舎弟』にてデビューする。1975年仮面ライダーストロンガー 岬ユリ子(電波人間タックル)役でレギュラー出演(半年)。1976年に『仮面ライダーストロンガー』のメイク担当であった小山英夫と結婚[1]したため引退。引退後は居酒屋を営んで、夫との間に一女をもうける。 1986年8月12日、持病であった喘息の発作のため、27歳の若さで死去。
『秘密戦隊ゴレンジャー』(#79)の岡田杏子、『ジャッカー電撃隊』(#8)の岡田京子とは別人。
仮面ライダーストロンガー出演のエピソード
- 岡田が自らマスクとスーツを着用してアクションの撮影に臨んだが「殺陣が殆ど素人同然」だった為アクションらしくならなかった。それをカバーする為に『電波投げ(戦闘員が自らトンボを切り転倒)で敵を倒す』と言うアイデアで撮影されている。
- 岡田がバレエをやっていたため、自らターンして一回転してみせるカメラ前アップシーンがある。
- 仮面ライダー2号/一文字隼人役の俳優である佐々木剛は、彼女の引退後も親交があった(夫がライダー当時のスタッフで友人だった)。その為、岡田の早過ぎる死にショックを隠せなかったという(岡田が急逝する4ヶ月前に同シリーズでライダーマン/結城丈二を演じた山口豪久(山口暁)も亡くなっている)。
- 岬ユリ子こと電波人間タックル役で出演していたことで没後25年以上たつものの根強いファンが多い。
- タックル役での出演は、岡田茂社長からのゴリ押しである[2]。
出演作品
映画
- 安藤組外伝 人斬り舎弟(1974年、東映) - 桂木夏子 ※デビュー作
- トラック野郎 爆走一番星(1975年、東映) - 食堂の従業員・ミドリ
- 爆発!暴走遊戯(1976年、東映) - モコ
- 必殺女拳士(1976年、東映) - 知念次郎(演:千葉治郎)の妻
- 愛のコリーダ(1976年、東宝東和) - 半玉
テレビドラマ
- アイフル大作戦 第39話「新春テニス曲線美杯争奪戦」(1974年、TBS)
- 仮面ライダーストロンガー 第1話~第30話(1975年、MBS) - 岬ユリ子 / 電波人間タックル
家族
- 夫・小山英夫(仮面ライダーシリーズ・メークアップ担当)
- 夫との間に娘が一人
岡田京子の役を受け継いだ人物
- 岬ユリコ / 電波人間タックル - 広瀬アリス(仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010)