岡本三夫
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岡本 三夫(おかもと みつお、1933年 - )は、日本の政治学者。専門は、平和学。元日本平和学会会長。NPO法人ピースデボアドバイザー。[1]
栃木県生まれ。神奈川県立横須賀高等学校、日本クリスチャン・カレッヂ(現・東京基督教大学)卒業。ウェストミンスター神学校卒業(神学修士)、ハイデルベルク大学神学部・哲学部博士候補生中退。京都大学博士(文学)。
四国学院大学教授、広島修道大学法学部教授を経て、現在、同大学名誉教授。2004年の参院選で社会民主党・新社会党の推薦で広島県選挙区から立候補するが、108,288票を得票するに止まり次点で終わる。
著書
単著
- 『平和学を創る――構想・歴史・課題』(広島平和文化センター, 1993年)
- Peace Studies in the Nuclear Age, (Institute for Advanced Studies , Hiroshima Shudo University , 1996).
- 『平和学――その軌跡と展開』(法律文化社, 1999年)
- 『平和学は訴える――平和を望むなら平和に備えよ』(法律文化社, 2005年)
共編著
- (横山正樹)『平和学の現在』(法律文化社, 1999年)
- (藤原修)『グローバル時代の平和学(1)いま平和とは何か――平和学の理論と実践』(法律文化社, 2004年)
- (横山正樹)『平和学のアジェンダ』(法律文化社, 2005年)
- (横山正樹)『新・平和学の現在』(法律文化社, 2009年)
訳書
- ポール・ロジャーズ『暴走するアメリカの世紀――平和学は提言する』(法律文化社, 2003年)