尾崎友俐
尾崎 友俐(おざき ゆり、1968年2月18日 - )は、東京都杉並区出身の実業家で、株式会社オリエンタルの代表取締役CEOである。
人物
大学時代ヨット部主将、国体2回出場。バイクで日本全国をまわる歩合セールスマンやクルーズ船の船長などを経て、世界一周バックパック旅行で、タイ、インド、エジプト、オランダ、イタリア、メキシコ、アメリカなど約40カ国を放浪。エジプトでビールやワインの歴史に感銘を受け、帰国後、炭火焼肉店を手作りし、エジプトビールやワインを独占輸入。以後、焼肉店、串揚げ店、多国籍レストラン、カフェ[1]などを次々オープンした。2001年には「女性起業塾」を立ち上げる[2]。
2001年、焼肉チェーン店が9月10日に発覚したBSE問題で、売り上げが30分の1となり、さらに翌日のアメリカ同時多発テロ事件で、独占販売していたエジプトビールの輸入がストップした。ところが、わずか3日間で焼肉屋を焼き鳥屋に業態変更させて生き延びたという逸話がある。その後、多方面から各種相談事が舞い込むようになり、人気TV番組「マネーの虎」にも出演。
「虎」としての人物像
マネーの虎では、常に冷静沈着でありながら切れ味の鋭さは「女・貞廣一鑑」の異名を持つ。また、激怒するシーンが一度もなく、全体的に優しくアドバイスすることが多かった。出演した女性社長の中では、唯一投資した(吉川幸枝社長が投資したフラワーアレンジメント事業が断念したため)。
スープカレー店開業志願者をめぐって、野口美佳社長が「私はちょっと油を憎んでいるので、油が浮いてるのがちょっと…それだけでかなり抵抗があります」と発言したことに対し、「多くの女性は皆さん油を嫌っていますけれども、私は結構油大好きで、さっきも支度をしてるときにお鍋を覗いたんですね。やっぱり何が美味しそうに感じるかというと、上に浮いてる油がですね、美味そ~とか思うんです」とクールに噛み付いた。