小林信也
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
小林 信也(こばやし のぶや 1956年- )は、作家、スポーツライター。新潟県長岡市出身。新潟県立長岡高等学校、慶應義塾大学法学部法律学科卒。
プロフィール
高校時代は野球部で投手。前新潟明訓高等学校監督の佐藤和也とバッテリーを組んだ。慶應義塾大学進学後も野球を続けようと野球部の門を叩くものの、入学前の練習で挫折。ミュージシャンを目指すものの、ここでも限界を悟る事となるが、2年の春にフリスビーと出会い、全国大会に出場。翌年にはアメリカへ単身武者修行を敢行した。この間、マガジンハウスの雑誌『ポパイ』にフリスビーに関する連載コラムの執筆を任され、大学卒業まで2年間務めた。
大学卒業後、カイロプラクティックを学び、その後筑波大学の体育研究室に研究生として過ごすものの、1年で帰京。再びライターを志し、文藝春秋刊『Sports Graphic Number』の編集部を経て1984年にはスポーツライターとして独立する。
1995年に野球漫画『クラッシュ!正宗』の原作を手がけたのを契機に作家業に進出。最近では小説を上梓するなど、スポーツにとどまらず幅広い分野で意欲作を発表している。現在は、武蔵野シニアの監督業を活動の中心として、ラジオ出演が多く、書籍出版は、数年に一回ペースとなっている。
また日本テレビ『Dの嵐!』で、自分がカツラ着用であることを初めて息子に告白した。それ以来は「カツラー」を名乗り、おおっぴらにカツラ評論活動を続けている。
元々は巨人ファンであるが、MCを務めた、ミュージックトレイン(日本ハム提供番組)の関係で北海道日本ハムファイターズのファンでもある。現在1男1女の父。
主な著書
- 『ザ・ロード・ウォリアーズ―2001年の原子爆弾』(1985年7月、講談社)
- 『YOSHIKI 青い血の微笑』(ソニーマガジンズ)
- 『カツラーの秘密』(2000年4月、草思社)
- 『監督刑事』(東京書籍)
- 『長嶋はバカじゃない』(草思社)
- 『眼が人を変える』(草思社)
- 『大リーグは本当にすごいのか?』(2002年4月、草思社)
- 『カツラー探偵が行く―よいカツラ・悪いカツラ調査レポート』(2002年8月、洋泉社)
- 『スポーツジャーナリストで成功する法』(2004年6月、草思社)
- 『人間ジャイアント馬場―リーダーの条件』(2005年1月、インターワーク出版)
- 『データで読む 常識をくつがえす野球』(2006年4月、草思社)
- 『カツラー危機一髪 そのとき『カツラ』が動いた 』(2006年5月、廣済堂出版 )
- 『高校野球が危ない! 』(2007年7月、草思社)
- 『子どもにスポーツをさせるな 』(中公新書ラクレ、2009年6月、中央公論新社)
雑誌連載
- 月刊雑誌『ザ・リバティ』スポーツライター小林信也の「クロスプレー」(2006年11月号から連載中)
出演番組
- 土曜ワイド 広瀬隆のラジオでいこう!(CBCラジオ)
- ラジオビタミン(NHKラジオ第1、第1・3金曜、暮らしスパイス「スポーツのツボ」)
- 近藤丈靖の独占!ごきげんアワー(BSNラジオ、月曜)
- むさしのmeetsスポーツ(むさしのFM、第1・3木曜)
過去
- フォークトレイン→ミュージックトレイン(文化放送)
- 中西一清スタミナラジオ(RKBラジオ)
- 若狭敬一のドラゴンズワールド ウィークエンドスペシャル(CBCラジオ)
- 中村尚登 ニュースプラザ(TBSラジオ)
- きょうも元気でわくわくラジオ(NHKラジオ第一)
- 小島慶子 キラ☆キラ月曜(TBSラジオ、2009年4月~2010年3月)
外部リンク
- 小林信也の書斎
- アメリカ野球珍事件珍記録大全 (関心空間)
- 武蔵野スポーツ(休刊)