寛平大宝(寛平大寳、かんぴょうたいほう)は、890年(寛平2年)に、日本で鋳造、発行された銭貨である。皇朝十二銭の1つ。
直径19mm前後の円形で、中央には正方形の孔が開いている。銭文(貨幣に記された文字)は、時計回りに回読で寛平大寳と表記されている。裏は無紋である。量目(重量)2.5g程度の銅の鋳造貨である。
寛平大宝1枚に対し旧銭10枚の交換比率が適用されたと思われる。
テンプレート:皇朝十二銭