富寿神宝(富壽神寳、ふじゅしんぽう)は、嵯峨天皇の818年(弘仁9年)に、日本で鋳造、発行された銭貨である。本朝十二銭・皇朝十二銭のひとつ
直径23mm前後の円形で、中央には正方形の孔が開いている。銭文(貨幣に記された文字)は、時計回りに回読で富壽神寳と表記されている。裏は無紋である。量目(重量)3g程度の銅の鋳造貨である。
朝廷の鋳造した銭の質はこの頃より低下し、鉛分が多くなってきている。
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