宮島サービスエリア
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宮島サービスエリア(みやじまサービスエリア)は広島県廿日市市上平良の山陽自動車道上にあるサービスエリア。宮島SAスマートインターチェンジが併設されている。
道路
概要
2011年(平成23年)11月1日に本SAの上り線に株式会社旅籠屋が経営するホテル「ファミリーロッジ旅籠屋 宮島SA店」がオープン[1]。国内5番目、西日本高速道路管内では2番目のハイウェイホテル(高速道路に直結したホテル)となった。
歴史
- 1987年2月26日 : 山陽自動車道の五日市IC - 廿日市JCT間、広島岩国道路の廿日市IC - 廿日市JCT間の開通とともに供用開始。
- 2007年3月1日 : 上り線のガソリンスタンドをキグナス石油(伊藤忠エネクスホームライフ西日本)からジャパンエナジー(西日本宇佐美)へ変更。
- 2008年3月2日 : 上下線ともにスマートインターチェンジ社会実験開始。普通自動車(車長6m以下)と軽自動車のETC搭載車のみ利用可能。また利用時間は午前6時から午後10時までの16時間。
- 2009年4月1日 : スマートインターチェンジの社会実験が終了し、恒久化される[2]。
- 2011年11月1日 : 上り線にファミリーロッジ旅籠屋 宮島SA店開店[3]。
- 2013年10月31日 : アクセス道路の整備が完了したことから、スマートインターチェンジの大型車による利用も可能となり、利用時間もそれまでの1日16時間から24時間化された[4]。
施設
上り線(神戸方面)
- 駐車場
- 大型45台
- 小型90台
- 車椅子用駐車場有
- トイレ
- ガソリンスタンド(JX日鉱日石エネルギー(ENEOS)(西日本宇佐美) 24時間)
- 2007年(平成19年)2月28日までキグナス石油(伊藤忠エネクスホームライフ西日本)のガススタンドだった。
- 広島道経由で中国道山口方面へ向かう場合、美東SAまで給油所がないので注意が必要である。
- レストラン(7:00 - 22:00)
- スナック(24時間)
- ショッピング(24時間)
- 自動販売機
- 携帯電話充電器(24時間)
- インフォメーション・FAXサービス(平日9:00 - 17:00、土曜・日曜・祝日9:00 - 18:00)
- ハイウェイ情報ターミナル
- ハイウェイホテル「ファミリーロッジ旅籠屋」 チェックイン15:00 - 23:00、チェックアウト 11:00
下り線(山口・北九州方面)
- 駐車場
- 大型47台
- 小型120台
- 車椅子用駐車場有
- トイレ
- 男性 大4(和式1・洋式3)・小9
- 女性 19(和式8・洋式11)
- 車椅子用 1
- ガソリンスタンド(JX日鉱日石エネルギー(ENEOS)(三愛石油) 24時間)
- レストラン(広電宮島ガーデン 7:00 - 22:00)
- ベーカリーコーナー(サンエトワール 7:00 - 20:00)
- スナック(広電宮島ガーデン 24時間)
- ショッピング(広電宮島ガーデン 24時間)
- スターバックスコーヒー (7:00 - 21:00)
その他
- このサービスエリアより西は広島岩国道路の区間となり、サービスエリアもパーキングエリアも設置されていない。そのため、下り方面に向かう場合は山口県岩国市の玖珂PAまで38kmにわたり休憩できる場所がない。
- 安芸の宮島や広島湾など、瀬戸内海を見下ろし、毎年8月14日に行われる宮島水中花火大会の時には、花火と瀬戸内海の夜景を求めて多くの人出が集まり、年によっては本線上にまで渋滞車列が続く場合もある。
- 構造上、下り線はスマートICでの流入時、上り線は流出時に本エリアの施設が利用できない。
隣
脚注
- ↑ 山陽道宮島SAにホテル 西日本高速が11月開業
- ↑ 宮島スマートインターチェンジ(廿日市市ウェブサイト、2013年6月23日閲覧)
- ↑ 宮島サービスエリア(上り線)に「ハイウェイホテル」が11月1日にオープンします(西日本高速道路プレスリリース、2013年6月23日閲覧)
- ↑ 「宮島スマートインターチェンジ」の大型車・24時間対応について(西日本高速道路株式会社2013年10月31日発表、同日閲覧)