宇頭駅
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テンプレート:駅情報 宇頭駅(うとうえき)は、愛知県岡崎市宇頭町山ノ神にある名古屋鉄道名古屋本線の駅である。普通列車のみが停車する。manacaの対応駅で集中管理システムにより無人化されている。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。上下線ともに東岡崎方に駅舎を有し、互いのホームは跨線橋で繋がっている。ホームは6両分。かつては時間によって駅員が配置されていたが、現在は駅集中管理システム導入済みの無人駅である。 ホームは直線状でかつ、新安城駅 - 矢作橋駅間の約6kmに及ぶほぼ直線区間(曲線半径1600m以上)の途中にあるため、優等列車は概ね時速120kmで通過する。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■名古屋本線 | 下り | 名古屋・岐阜・犬山方面 |
2 | ■名古屋本線 | 上り | 東岡崎・豊橋・豊川稲荷方面 |
- 上り線(2番線)の矢作橋駅方は閉塞区間がかなり長く、新安城駅で待避した列車は注意信号で進入して来ることが多い。
配線図
利用状況
岡崎市の統計によれば、1日平均の乗車人員は、平成20年度1,424人、平成21年度1,388人である。
駅周辺
駅の周辺にバス路線は乗り入れていない。主に駅の南側にごく小規模な商店・飲食店の集積が見られるが、それ以外はほぼ住宅街となっている。駅の南西方向を少し行くと隣の新安城駅まで続く田園地帯が現れるが、住宅街に隣接する区域は一部で宅地化されつつあるところもある。 駅そのものは岡崎市内に所在するものの、駅舎のある宇頭町は安城市域に食い込む形になっているため、北部(柿碕町・尾崎町)・南部(別所)で安城市に挟まれており、安城市民の利用も少なくない。[2]。
- 宇頭観音
- 岡崎市立矢作西小学校
- 宇頭郵便局
- ファミリーマート岩本宇頭店
歴史
- 1923年(大正12年)6月1日 - 愛知電気鉄道の駅として開業。
- 1935年(昭和10年)8月1日 - 名岐鉄道への合併により名古屋鉄道が発足したため、同社の駅となる。
- 2004年(平成16年) - トランパス対応工事完了。無人駅化。
- 2011年(平成23年)2月11日 - ICカード乗車券「manaca」の供用を開始する。
- 2012年(平成24年)2月29日 - 「トランパス」の供用を終了する。