大村政男
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大村 政男(おおむら まさお、1925年10月4日 - )は、日本の心理学者、日本大学名誉教授。
東京出身。日本大学第二高等学校、日本大学法文学部心理学科卒業、同大学院修士課程修了。1982年「顕現性不安の構造に関する研究」で日大文学博士。少年鑑別所にて鑑別技官を務めた後、日本大学文理学部教授、1996年定年、名誉教授。2006年瑞宝中綬章を叙勲。
血液型と性格の関係に懐疑的な立場で一連の論文や著作を発表する。しかし一般的に心理学者は問題にしないものだが、問題にし続けてきた。[1]。
著書
- 『異常性の世界 人間関係の精神病理』帝国地方行政学会 1972 組織と人間シリーズ
- 『経営心理統計の基礎』白桃書房 1972 現代経営心理学講座
- 『血液型と性格』福村出版 1990
- 『EQテスト ズバリ診断! 「こころの知能指数」が見えてくる』現代書林 1997
- 『図解雑学心理学 絵と文章でわかりやすい!』ナツメ社 1999
共編著
- 『知能の開発と知能検査』長谷川貢,花沢成一共著 田研出版 1969
- 『心理技術事典』伊藤祐時,松村康平共編 朝倉書店 1977
- 『新教育心理学』関忠文共編著 福村出版 1982
- 『心理検査の理論と実際』花沢成一,佐藤誠共著 駿河台出版社 1985
- 『応用心理学講座 10 現代の心理臨床』本明寛共編 福村出版 1989
翻訳
- デーヴィッド・S.ダスティン『心理学研究法入門 不安研究を実例として』共訳 東京教学社 1976