大中遺跡
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大中遺跡(おおなかいせき)は、兵庫県加古郡播磨町に位置する、弥生時代中期から古墳時代中期の代表的な遺跡の一つ。国の史跡に指定されている。
概要
昭和37年(1962年)6月に播磨中学校の3人の生徒により発見された。多くの住居跡とともに土器、鉄器、砥石、そして貝殻や飯蛸壺、更には中国との交流を示す分割鏡などが発掘された。昭和49年(1974年)から史跡公園大中遺跡公園(愛称は「播磨大中古代の村」)として公開されている。
平成19年(2007年)10月13日に隣地に播磨大中古代の村と一体化した形態の兵庫県立考古博物館[1]が開館した。
毎年、秋季には「大中遺跡まつり」が開催され、弥生時代の文化を体験する催しが行われる。