堀真清

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堀 真清(ほり まきよ、1946年 - )は日本の歴史学者、早稲田大学政治経済学術院教授。専門は日本政治史、比較ファシズム研究。日本ファシズム、特に二・二六事件の研究で知られる。

早稲田大学第一政治経済学部卒業。東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程(政治学)で升味準之輔に師事。ケンブリッジ大学大学院歴史学研究科修了(歴史学 Diploma)。ケンブリッジ大学・ストックホルム大学ベイラー大学で客員教授、西南学院大学法学部長を経て現職。

栄誉・表彰歴

栄誉・表彰歴

  •  「小野梓記念学術賞」(1974年)
  •  「大隈学術記念賞」(2009年)
  •  「政治研究櫻田會特別功労賞」(2009年)

著書

単著

  • 『西田税と日本ファシズム運動』(岩波書店、2007年) ISBN 978-4-00-024251-6
  • 『一亡命者の記録 ―池明観のこと―』(早稲田大学出版部、2010年) ISBN 978-4-657-10208-9
  • 『한 망명자의 기록 -지명관에 대하여-』(単著、翻訳者 梁基雄、安正花) (小花出版社、2011年、ソウル) ISBN 978-89-8410-415-0 03100
  • 『大山郁夫と日本デモクラシーの系譜――国家学から社会の政治学へ』(岩波書店、2011年)ISBN 978-4-00-022417-8 C3031
  • 『思想者的足跡:池明観』(単著、翻訳者 劉星)(世界知識出版社、2013年、北京)
  • 『原典でよむ日本デモクラシー論集』(岩波書店、2013年)ISBN 978-4000291064

編著

  • 『宇垣一成とその時代 大正・昭和前期の軍部・政党・官僚』(新評論、1999年) ISBN 978-4-657-09913-6

訳書


ほかに単著、共著、論文多数