地和

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地和(チーホウ、チイホウ、チーホー)とは、麻雀におけるのひとつ。役満。子が配牌時点で聴牌し、かつ第1ツモで和了することで成立する。ただし、第1ツモの前にチーポンカンが入ると無効になる。第一ツモでのアガリということで、親の天和と類似した役であると言える。ただし、天和が親にしかできないのに対し、地和は子でしかあがれない。

天和では配牌と第1ツモが同時に行われるため聴牌の形により変化する役は常に高い方で計算するが、地和では配牌とツモが別であるため通常通り聴牌の形に従って点数を計算する(四暗刻が単騎待ちかシャンポン待ちか、国士無双が13面待ちか否か、九蓮宝燈が純正か否かなど)。

歴史

元々は親の第一打を地に下りた最初の牌という意味で「地牌」と呼び、これをロンすることを「地和」としていた(原義の地和)。現在は上記のように「子の第一ツモ」の意味に変化していることが多く、元の意味での地和を採用するルールはローカルルールに近くなっている。親の第1打をロンするアガリつまり「元々の地和」は、現在の一般的なルールでは人和の一種であるとすることが多い。ただし人和自体を採用していないルールも多く、その場合はただの門前ロンということになってしまう。つまり、場合によってはチョンボの可能性も秘めている。(人和のページも参照のこと)

関連項目

テンプレート:麻雀の役