国道368号

ファイル:Route 368.JPG

道の駅 美杉付近

国道368号（こくどう368ごう）は、三重県伊賀市から同県多気郡多気町に至る一般国道である。

概要

起終点はいずれも三重県にあるが、3.5 kmだけ奈良県を通過するため三重県内完結路線ではない。同様の事例として国道346号がある。

路線データ

一般国道の路線を指定する政令に基づく起終点および経過地は次のとおり。

• 起点：上野市（八幡交差点＝国道25号・国道422号交点）
• 終点：三重県多気郡勢和村（丹生交差点＝国道42号交点）
• 重要な経過地：名張市、奈良県宇陀郡御杖村、三重県一志郡美杉村、同県飯南郡飯南町
• 路線延長：73.4 km（実延長71.6 km、現道71.6 km）
  • 三重県区間：69.9 km（実延長68.1 km、現道68.1 km）
  • 奈良県区間：3.5 km（実延長3.5 km、現道3.5 km）
• 指定区間：なし

歴史

• 1975年（昭和50年）4月1日

  一般国道368号（上野市 - 三重県多気郡勢和村）として指定施行。

路線状況

バイパス

• 上野名張バイパス
• 比奈知バイパス
  延長6580 m、幅員8.0 m - 9.0 m、道路構造令第3種3級のバイパス。比奈知ダムの建設により水没するため、付け替えのために1987年（昭和62年）12月事業化。1991年（平成3年）12月一部供用開始、1996年（平成8年）3月全線供用開始。
• 小屋道路
  奈良県宇陀郡御杖村神末から三重県津市美杉町杉平に至る延長1110 m、幅員11.0 mのバイパス。2007年（平成19年）11月14日13時供用開始。
• 仁柿峠バイパス（事業中）
  三重県松阪市飯南町峠から同県同市飯南町上仁柿に至る、延長3920 m、幅員7.0 mを予定しているバイパス。現道は幅員狭小・急カーブ・急勾配が連続するために普通車でも対向困難なため、1990年度（平成2年度）に事業化、1997年度（平成9年度）に終点側380 mが供用されており、2020年度の完成を予定している。

別名

• 名張街道
• 伊勢本街道
• 和歌山街道

重複区間

• 国道422号（伊賀市・八幡交差点 - 津市美杉村上多気）
• 国道369号（御杖村・御杖交差点 - 松阪市・横野交差点）
• 国道166号（松阪市・横野交差点 - 粥見交差点）

道の駅

• 伊勢本街道 御杖（御杖村）
• 美杉（津市）
• 茶倉駅（松阪市）

地理

通過する自治体

• 三重県

  伊賀市 - 名張市 - 津市

• 奈良県

  宇陀郡御杖村

• 三重県

  津市 - 松阪市 - 多気町

交差する道路

交差する道路	交差する場所				備考
国道25号 国道422号	三重県	伊賀市		八幡
国道25号（名阪国道）				上野IC
国道165号		名張市		蔵持町原出
国道369号	奈良県	宇陀郡	御杖村	敷津
三重県道15号久居美杉線	三重県	津市		奥津
国道422号 三重県道30号嬉野美杉線				上多気
国道166号		松阪市		粥見北	※ここから松阪市飯南町粥見まで国道166号と重複
国道166号				（飯南町粥見）
国道42号		多気郡	多気町	丹生

※ 交差する場所の括弧書きは地名、それ以外は交差点名で表示

関連項目

• 日本の一般国道一覧
• 近畿地方の道路一覧

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