口之津駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
口之津駅(くちのつえき)は、長崎県南島原市口之津町西大屋にあった島原鉄道島原鉄道線の駅である。
駅構造
単式ホーム1面1線の無人駅であった。2009年(平成21年)11月に駅舎が解体された。テンプレート:要出典現在はバス車庫となっている。
駅周辺
住宅が多い。コンビニ等もある。1572年(天正7年)に口之津港へ異人船が到来したことに因み、駅前に大きな異人像がある。
駅前には、島原鉄道バス「口之津」バス停・フェリー乗り場(道路を挟んだ反対側)がある。また、島原鉄道バスの口之津営業所が当駅横にあり、路線バスの運行上の拠点となっている。
バス
島鉄バス
利用状況
1日平均乗降人員は73人であった(2005年度、島原鉄道線内44駅中第34位)。
歴史
- 1928年(昭和3年)2月25日 - 口之津鉄道の駅として開業。
- 1943年(昭和18年)7月1日 - 会社合併により、島原鉄道の駅となる。
- 1968年(昭和43年)10月1日 - 貨物営業廃止。
- 1971年(昭和46年)8月1日 - 業務委託化。
- 1974年(昭和49年)5月18日 - 島原寄りに100m移転し、同時に交換設備を撤去。
- 1986年(昭和61年)4月1日 - 新駅舎竣工。
- 2001年(平成13年)9月30日 - 無人化。
- 2008年(平成20年)4月1日 - 島原外港・加津佐間の廃線により、廃駅となる。