十村駅

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テンプレート:駅情報 十村駅(とむらえき)は、福井県三方上中郡若狭町井崎にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)小浜線である。

北隣の藤井駅とは駅間距離がわずか2.0kmしか離れておらず、小浜線内ではもっとも短い(逆にもっとも長いのは、松尾寺駅 - 東舞鶴駅間の6.1km。)

駅構造

島式ホーム1面2線を有する地上駅。線路はY字分岐になっており、入線の際には50km/hの制限を受ける。駅舎とホームは構内踏切で連絡している。ホームの西側には、最近使われていないと思われる、留置線が1本ある。以前運転されていた快速は当駅を通過したが、2007年のダイヤ改正から2年間で設定されていた快速は、当駅に停車していた。

駅舎はあるものの無人駅敦賀地域鉄道部管理)であり、かつて駅舎内に自動券売機を備えていたが、現在は撤去されている。

十村駅プラットホーム
ホーム 路線 方向 行先
1 テンプレート:Color小浜線 下り 敦賀方面
2 テンプレート:Color小浜線 上り 小浜東舞鶴方面
  • ホームには下り(1番のりば)のみ接近警告機が設置され「村の鍛冶屋」のメロディが鳴る。上り(2番のりば)については入線時に構内踏切の警告機が鳴動する。

利用状況

1日の平均乗車人員は以下の通りである。

  • 160人(1998年度)
  • 133人(1999年度)
  • 121人(2000年度)
  • 108人(2001年度)
  • 114人(2002年度)
  • 116人(2003年度)
  • 116人(2004年度)
  • 124人(2005年度)
  • 153人(2006年度)
  • 148人(2007年度)
  • 142人(2008年度)
  • 129人(2009年度)
  • 100人(2010年度)
  • 92人(2011年度)
  • 93人(2012年度)

駅周辺

歴史

  • 1917年大正6年)12月15日 - 小浜線が敦賀駅 - 当駅間で開業すると同時に、その終着駅として設置。旅客及び貨物の取扱を開始。
  • 1918年(大正7年)11月10日 - 小浜線が小浜駅まで延伸し、途中駅となる。
  • 1961年昭和36年)3月1日 - 貨物の取扱を廃止。
  • 1973年(昭和48年)3月15日 - 出札・改札業務を停止し旅客業務について無人化。運転要員は継続配置。
  • 1986年(昭和61年)
    • 近距離乗車券の発売を再開。
    • 11月1日 - 小浜線への特殊自動閉塞導入により、運転業務について無人化。近距離乗車券の発売は継続。
  • 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる。
  • 1991年平成3年)4月1日 - 無人化。

隣の駅

西日本旅客鉄道
テンプレート:Color小浜線
大鳥羽駅 - 十村駅 - 藤井駅

関連項目

外部リンク

テンプレート:小浜線