加茂町 (京都府)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テンプレート:Infobox 加茂町(かもちょう)は、京都府相楽郡にあった町である。2007年3月12日、山城町、木津町と合併し木津川市となった。
奈良時代の一時期、都(恭仁京)が置かれたという歴史があり、多数の史跡・文化財を有する。日本最初の流通貨幣「和同開珎」が造られた地でもある。
「文化が薫る暮らしよい町」を町の標語に掲げていた。特産品は、壁紙、襖紙、茶、椎茸。
目次
地理
河川
山
- 北山(標高476.5m)
歴史
沿革
- 729年(天平元年) 聖武天皇の勅願により岩船寺創建。
- 735年(天平7年) 聖武天皇の勅願により海住山寺創建。
- 740年(天平12年) 聖武天皇による恭仁京遷都。
- 744年(天平16年) 難波宮に遷都され、恭仁宮跡は山城国分寺となる。
- 1047年(永承2年) 浄瑠璃寺創建。
- 1889年(明治22年)4月1日 相楽郡里村、高田村、法華寺野村、大野村、観音寺村、美浪村、銭司村、兎並村、北村が合併して加茂村が発足。
- 1928年(昭和3年) 2月11日 町制施行。
- 1951年(昭和26年)4月1日 相楽郡当尾村(とうのむら)、瓶原村(みかのはらむら)を編入。
- 2007年(平成19年)3月12日 山城町、木津町との合併により木津川市が発足。
行政
- 町長:難波久士(なんばひさし)(2003年5月就任)
教育
文化施設
- 加茂町文化センター(あじさいホール)
中学校
小学校
交通
奈良県の県庁・奈良市に隣接していることから、大きな影響を受けている。
鉄道
道路
一般国道