刈屋武昭
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刈屋 武昭(かりや たけあき、1944年 - )は経済学者。一橋大学名誉教授。一橋大学経済研究所教授、京都大学金融工学研究センター長 ・教授、ロンドン大学客員教授、シカゴ大学経営大学院客員教授等を歴任。日本不動産金融工学学会会長、日本保険・年金リスク学会会長。
学歴
- 1968年 一橋大学経済学部卒業
- 1970年 一橋大学大学院経済学研究科修士課程修了(計量経済学専攻)
- 1971年 一橋大学大学院経済学研究科博士課程退学
- 1975年 ミネソタ大学大学院統計学研究科博士課程修了、統計学博士(Ph.D)
- 1982年 九州大学理学博士。博士論文は"The general manova problem"。
職歴
- 1975年 一橋大学経済研究所講師
- 1978年 一橋大学経済研究所 助教授
- 1985年 同 教授
- 1998年 興銀第一フィナンシャルテクノロジー株式会社理事
- 2000年 京都大学経済研究所教授、附属金融工学研究センター長
兼 興銀第一フィナンシャルテクノロジー研究理事
- 2004年 京都大学定年退職、京都大学経済研究所東京分室客員教授
明治大学ビジネススクール教授、グローバル・ビジネス研究科長
- 2008年4月1日 一橋大学名誉教授
この間ロンドン大学客員教授、ピッツバーグ大学客員教授、経済企画庁経済研究所客員主任研究官、日本銀行金融研究所客員研究官、ラトガース大学客員教授、メアリーランド大学客員教授、シカゴ大学ビジネススクール大学院客員教授、グエルフ大学ワインガード客員教授、経済産業研究所ファカルティフェロー等も歴任。
近著
- 『経済時系列の統計学』(田中勝人、矢島美寛と共著)岩波書店,2003.
- 『あるべき金融』(堺屋太一、植草一秀と共著)東洋経済新報社, 2003.12
- 『経済時系列の統計』岩波書店, 2003.2.
- 『不動産金融工学と不動産市場の活性化』(藤田昌久と共著)東洋経済新報社, 2003.3.
- 『不動産金融工学とは何か』東洋経済新報社, 2003.1
- 『金融工学入門』(小暮厚之と共著)東洋経済新報社, 2002.4
受賞
- 日本統計学会賞、1999年