光善寺駅
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ファイル:Kozenji stn.jpg 駅北側から構内を望む |
光善寺駅(こうぜんじえき)は、大阪府枚方市北中振一丁目にある、京阪電気鉄道京阪本線の駅。
駅構造
相対式2面2線のホームを持つ橋上駅。改札口は1ヶ所のみ。エレベーター設備は入口・ホームともに完備。
半径約500mの急カーブ上に駅が作られており、制限速度95km/hで通過する優等列車に合わせてカントが設けられているため、停車列車は大きく傾く。そのため、上り列車の場合はホームと列車の間に隙間が生じるため、隙間を気づく様に下から照明で照らし、隙間から転落した場合に備え転落検知装置が設置されている。
のりば
1 | テンプレート:Color京阪本線(上り) | 枚方市・中書島・三条・出町柳方面 |
---|---|---|
2 | テンプレート:Color京阪本線(下り) | 守口市・京橋・淀屋橋・中之島線方面 |
※両ホームとも有効長は8両。
備考
現在の橋上駅になる前は、ホーム同士を結ぶ連絡通路がなく、改札もホーム毎に分かれていた。そのため、多客時には駅のそばの踏切で、遮断機が下がろうとしても無理に通行する客が多く見られ(実際には駅務員により遮断棒を押さえて通行させていた)、テレビ番組で取り上げられたこともある。また、当時は上りホームの大阪寄りにラッシュ時用の臨時改札口があったが、橋上駅舎化に伴い閉鎖された。
当駅の前後の区間は当初併用軌道で敷設され、1931年に線路を道路の横に移設して専用軌道化している[1]。このため、道路と線路の間の余裕が少なく高架化は困難と見られてきたが、国土交通省は枚方公園駅 - 香里園駅を連続立体交差化事業の対象としており、高架化に向けて動き出すことになった[1]。
利用状況
2011年(平成23年)度の1日平均の乗降客数は21,854人である[2]。
各年度の1日平均乗車・乗降人員数は下表のとおり。
年度 | 1日平均 乗降人員 |
1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|---|
1995年 | 25,500 | 13,052 | [3] |
1996年 | - | - | [4] |
1997年 | - | - | [5] |
1998年 | 23,915 | 12,079 | [6] |
1999年 | - | - | |
2000年 | 23,798 | 12,153 | [7] |
2001年 | - | - | |
2002年 | 23,502 | 12,062 | [8] |
2003年 | 23,173 | 11,918 | [9] |
2004年 | 23,170 | 11,925 | [10] |
2005年 | 23,185 | 11,993 | [11] |
2006年 | 22,984 | 11,794 | [12] |
2007年 | 23,174 | 11,893 | [13] |
2008年 | 22,938 | 11,767 | [14] |
2009年 | 22,066 | 11,444 | [15] |
2010年 | 22,024 | 11,388 | [16] |
2011年 | 21,854 | 11,279 | [17] |
駅周辺
- 光善寺(直線距離で600m程)
- 創価学会 京阪文化会館
- 蹉跎天満宮
- 枚方中振郵便局
- 枚方市立蹉跎公民館
- 枚方市立蹉跎図書館
- 枚方市立老人福祉センター楽寿荘
- 大阪府立香里丘高等学校
- 大阪市立高等学校
- 関西創価小学校
バス路線
- 京阪バスが運行。
- い号経路 香里ヶ丘八丁目循環 京阪香里園行き
その他
2006年11月の3代目おけいはんCM開始当初、「鴨リバー音楽学院」の学園長として宮城しずこが「光善寺君枝」役で出演していたことがあったが、この名字は当駅に由来する。
歴史
- 1910年(明治43年)12月15日 - 京阪本線の香里(現・香里園) - 枚方(現・枚方公園)間に新設開業[18]。
- 1926年(大正15年)4月24日 - 駅新築移説[18]。
- 1931年(昭和6年)7月21日 - 駅の両側の併用軌道が新設軌道となる[1]。
- 1943年(昭和18年)10月1日 - 会社合併により京阪神急行電鉄の駅となる。
- 1949年(昭和24年)12月1日 - 会社分離により京阪電気鉄道の駅となる。
- 1969年(昭和44年)8月10日 - 列車接近自動放送装置を新設、使用開始[19]。
- 1970年(昭和45年)5月10日 - 構内旅客用通路を廃止、上り改札口新設[18]。
- 1985年(昭和60年)4月17日 - 上りホーム下にホーム転落検知装置を設置し運用開始[20]。
- 1995年(平成7年)3月25日 - 上りホーム改札口に自動改札機4基を設置、使用開始[21]。
- 1998年(平成10年)11月29日 - 橋上駅舎の使用開始。身障者対応エレベーター2基・エスカレーター4基付き[22]
- 1999年(平成11年)3月15日 - エレベーター1基を増設[23]。
- 2005年(平成17年)2月23日 - ホーム異常通報装置を新設[24]。
- 2012年(平成24年)
- 2013年(平成25年)12月6日 - 出町柳行きホーム下の照明装置をLEDに更新[27]。
隣の駅
- 京阪電気鉄道
- テンプレート:Color京阪本線
- テンプレート:Color快速特急・テンプレート:Color特急・テンプレート:Color通勤快急・テンプレート:Color快速急行・テンプレート:Color深夜急行・テンプレート:Color急行
- 通過
- テンプレート:Color通勤準急(平日下りのみ運転)・テンプレート:Color準急・テンプレート:Color区間急行・テンプレート:Color普通
- テンプレート:Color快速特急・テンプレート:Color特急・テンプレート:Color通勤快急・テンプレート:Color快速急行・テンプレート:Color深夜急行・テンプレート:Color急行
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:Navbox- ↑ 1.0 1.1 出典・関西鉄道研究会編「車両発達史シリーズ1『京阪電気鉄道』」181頁「併用軌道を専用軌道に変更」
- ↑ 大阪府統計年鑑(平成24年)
- ↑ テンプレート:PDFlink
- ↑ テンプレート:PDFlink
- ↑ テンプレート:PDFlink
- ↑ テンプレート:PDFlink
- ↑ テンプレート:PDFlink
- ↑ テンプレート:PDFlink
- ↑ テンプレート:PDFlink
- ↑ テンプレート:PDFlink
- ↑ テンプレート:PDFlink
- ↑ テンプレート:PDFlink
- ↑ テンプレート:PDFlink
- ↑ テンプレート:PDFlink
- ↑ テンプレート:PDFlink
- ↑ テンプレート:PDFlink
- ↑ テンプレート:PDFlink
- ↑ 18.0 18.1 18.2 出典・京阪電気鉄道開業100周年記念誌「京阪百年のあゆみ」(2011年3月24日刊)資料編139頁
- ↑ 出典・京阪100周年記念誌「京阪百年のあゆみ」(2011年3月24日刊)資料編の年表232頁
- ↑ 出典・駅置き広報誌「くらしのなかの京阪」1985年5月号
- ↑ 出典・駅置き広報誌「くらしのなかの京阪」1995年5月号
- ↑ 出典・駅置き広報誌「くらしのなかの京阪」1998年11月号
- ↑ 出典・駅置き広報誌「くらしのなかの京阪」1999年4月号
- ↑ 出典・駅置き広報誌『K PRESS 2005年3月号』12面の「くらしのなかの京阪」
- ↑ 出典・駅置き広報誌『K PRESS 2012年6月号』16面の「くらしのなかの京阪」
- ↑ 出典・駅置き広報誌『K PRESS 2012年9月号』16面の「くらしのなかの京阪」
- ↑ 出典・駅置き広報誌『K PRESS 2014年1月号』16面の「くらしのなかの京阪」